手取りが年間20万変わる?共働き夫婦が今すぐやるべき節税リスト10選

「額面年収はそれなりに高いはずなのに、引かれる税金が多すぎて手元に現金が残らない……」

共働き夫婦の多くが抱えるこの悩み。実は「節税」という最強の資産運用を知っているかどうかで、年間数十万円単位の差がつきます。共働き世帯は「個人」単位で納税するため、戦略を持たずに放置していると、本来受け取れるはずの還付金を一生ドブに捨て続けることになりかねません。

この記事では、住宅ローン控除からiDeCo、さらには意外と知られていない親族の扶養まで、共働き夫婦が今すぐ実践すべき節税リスト10選を公開します。夫婦のどっちが申請すべきかといった戦略も交え、家計全体のキャッシュフローを最大化するコツを伝授します。


目次

共働きは「最強の節税」ができる!知っておくべき3つの基本

具体的なリストに入る前に、共働き世帯がなぜ節税において有利なのか、その前提を整理しましょう。

  • 節税は「ノーリスク・確定」の資産運用
    投資にはリスクが伴いますが、節税は「払うはずだったお金を戻す」行為です。成功確率100%の運用と言えます。
  • 共働きの特権「控除枠が二人分」
    一人暮らしや片働き世帯と違い、共働きはあらゆる控除の「枠」を夫婦二人分フルに活用できます。
  • 住民税と社会保険料への波及
    所得税を減らすことは、連動する住民税の軽減にも繋がります。節税は単発ではなく、ボディブローのように家計を楽にしてくれます。

【保存版】共働き夫婦がチェックすべき節税リスト10選

それでは、共働き夫婦が優先的に取り組むべき節税の手札を見ていきましょう。

① ふるさと納税:夫婦それぞれの名義で上限まで

最も手軽で効果が見えやすいのがふるさと納税。共働きなら「夫だけ」ではなく、夫婦それぞれの名義で上限額まで寄付することで、返礼品も税金控除も二人分ゲットできます。

② iDeCo(個人型確定拠出年金):全額所得控除で老後に備える

掛金の全額が所得控除の対象となるため、老後資金を貯めながら目先の所得税・住民税を安くできます。二人で加入すれば、世帯の課税所得をガッツリ圧縮可能です。

③ 住宅ローン控除:ペアローンで「二人とも」取り戻す

マイホームをペアローン等で購入している場合、夫婦二人ともがローン控除を受けられます。一人の枠では収まりきらない控除額も、二人で分担すれば無駄なく使い切れます。

④ 生命保険料控除:契約者を調整して「枠」を使い切る

一人の名義に集中させるのではなく、夫婦それぞれが契約者となることで、二人分の控除枠(最大8万円〜12万円程度)をフル活用できます。

⑤ 地震保険料控除:賃貸でも対象になる可能性あり

持ち家だけでなく、賃貸マンションの火災保険に付帯している地震保険も対象です。年末調整での申告漏れが非常に多い項目なので要注意です。

⑥ 医療費控除:合算して「所得が高い方」から申請

家族全員の医療費が年間10万円を超えた場合、夫婦の医療費を合算して申請できます。所得税率が高い(=年収が高い)パートナーが申請する方が、還付額が大きくなります。

⑦ セルフメディケーション税制:医療費控除の代替案

医療費が10万円に届かない場合でも、特定の市販薬の購入額が1.2万円を超えれば活用できます。

⑧ 親族の扶養控除:別居の親への仕送りも対象

意外と知られていないのが、別居している両親などへの扶養控除。一定の要件(仕送りの事実など)を満たせば、所得控除を受けられ、一人あたり数十万円の控除がつくケースもあります。

⑨ 配偶者(特別)控除:収入が下がった年を逃さない

出産や育休で一時的にパートナーの年収が下がった年は、普段は対象外の共働き夫婦でも「配偶者控除」を受けられる可能性があります。その年だけの特例として忘れずに。

⑩ 特定支出控除:サラリーマンの「経費」を認めてもらう

資格取得費や単身赴任の帰宅旅費など、仕事に関する支出が一定額を超えた場合、確定申告で「経費」として認められる制度です。


夫婦でどっちがやる?節税効果を最大化する「役割分担」

控除の項目によって、どちらが申請すべきかのセオリーが決まっています。

優先すべき人対象となる控除・戦略
所得が高い方
(税率が高い)
iDeCo、医療費控除、扶養控除。税率が高い分、同じ控除額でも戻ってくる金額が大きくなります。
所得が低い方住宅ローン控除で相方の税金がすでにゼロになっている場合などの調整。所得制限に掛からない範囲での運用。

節税の管理を「自動化」して二人の時間を守る

夫婦それぞれの税金を考えるうえで、まずは家庭の資産や出費を確認する必要があります。わが家の家計や実際に控除可能なお金は何になるのか、まずは2人で確認し合うところから始めましょう。
共有家計管理アプリ「OsidOri(オシドリ)」を使えば、両者が共有したい資産や支出を統合でき、一方で両者が個別管理したい資産や支出はプライベートに管理できます。

項目内容
料金基本無料(プレミアムプランあり)
対応OSiPhone / Android 
主な機能共有家計簿、予算管理、AIレシート、口座・クレカ連携、共有/個人の切り替え、目標貯金、カレンダー機能 等 
主要顧客カップル、夫婦向け

ここが魅力!

OsidOriの最大の特徴は、「自分のお金」と「二人の共有資産」を1つのアプリ内で完璧に分離できる点です 。
「ふたりで形成する資産は見える化したいけれど、自分のお小遣いの使い道まで細かく知られたくない」という、夫婦や同棲カップルが抱える本音に応えてくれます 。1タップで個人ページと共有ページを切り替えられるため、プライバシーを守りつつ、家計の「見える化」が可能です 。

また、銀行口座やクレジットカードとの「自動連携機能」や「AIレシート機能」も充実しています。共働きで忙しく、どちらか一方に管理の負担が偏って「しんどい」と感じている方でも、仕組み化によって手間なく続けられます 。


5. 共働きの節税に関するよくある質問(FAQ)

節税を実践する上で、共働き夫婦から特によく寄せられる疑問を専門的な視点で解説します。

ふるさと納税の限度額、夫婦で合算して計算してもいいですか?

絶対にNGです。個別にシミュレーションを行ってください。
ふるさと納税の控除は、あくまで「寄付した本人が納める住民税・所得税」から差し引かれる仕組みです。夫婦で年収を合算して一つの枠として扱うことはできません。必ず、夫は夫の年収、妻は妻の年収に基づき、それぞれの名義で寄付・決済を行う必要があります。

育休・産休中の節税はどうなりますか? 住宅ローン控除が残っているのですが。

所得がゼロの期間は控除の恩恵が受けられません。
住宅ローン控除やiDeCoの所得控除は、「払っている税金を戻す」仕組みです。育休中で給与所得がゼロ(または非課税枠内)の場合、戻すべき税金がないため、控除のメリットは消滅します。

対策: この期間は、あえて所得がある方のパートナーの「配偶者控除」や「配偶者特別控除」の対象になれないか確認しましょう。また、医療費控除も所得のあるパートナーに集約して申請するのが鉄則です。

パートナーを「扶養」に入れるのと、共働きで稼ぐの、どっちが節税になりますか?

税金面だけでなく「世帯全体の手取り」で考えれば、共働きの方が圧倒的に有利です。
「103万円の壁」などを意識して扶養内に収めると、確かにパートナーの税金はゼロになり、家計主には扶養控除がつきます。しかし、共働きでフルタイムで働き、それぞれが節税(iDeCoやふるさと納税など)を駆使した方が、世帯としての自由な資金(可処分所得)は数百万円単位で多くなります。

ポイント: 「税金を払わないこと」よりも「節税を使いこなして手取りを最大化すること」を目指すのが、現代の共働き戦略の正解です。


6. まとめ:節税を仕組み化して、浮いたお金で「二人の未来」を楽しもう

10項目すべてを明日から始める必要はありません。まずは「ふるさと納税」「iDeCo」「医療費の合算」など、自分たちに合う3つから手をつけてみましょう。

大切なのは、節税を「面倒な作業」ではなく、家計を強くするための「仕組み」として取り入れることです。OsidOriを導入して、賢く・楽しく手取りを増やす第一歩を踏み出しませんか?

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監修した人

宮本敬史のアバター 宮本敬史 (Takashi Miyamoto)

株式会社OsidOri 代表取締役
グロービス経営大学院卒業。カード会社、電子マネーの会社を経て、楽天で金融部門の東北エリアを統括。その後、インフキュリオンにて決済系コンサルティングを行う。
2018年に株式会社OsidOriを創業。GlobisVentureChallenge2018大賞受賞。

- グロービス経営大学院インタビュー
グロービスの仲間と起業し、学びを活かした経営を実践。

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