【2026年版】夫婦・カップルの共同口座におすすめの銀行は?機能・手数料・使いやすさを徹底比較

「同棲や結婚を機に共同口座を作りたいけれど、どの銀行がおすすめ?」
「二人の給与口座がバラバラでも、毎月自動で生活費を集められる銀行はある?」
「同棲中の未婚カップルでも、二人で一緒に使える共通口座はあるの?」

二人での暮らしが始まると、家賃や水道光熱費、日々の食費など「二人のお金」をどう管理するか悩みますよね。
最初に知っておきたい重要な事実として、現在の日本の銀行では、二人の連名(共有名義)で口座を作ることは原則できません。そのため、一般的に「共同口座」を作る際は、どちらか一方の名義で新しく専用口座を開設し、それを二人共通の生活費口座として運用するという形をとります。
口座名義が一人分になるからこそ、「どちらかが一方的に負担を抱えないか」「パートナーからもスムーズに入金や確認ができるか」といった実用性の比較が何よりも大切です。

この記事では、夫婦・カップルが共同口座として本当に使いやすいおすすめの銀行を徹底比較し、手数料や自動化の仕組み、二人でストレスなく管理するためのルールまで分かりやすく解説します!

目次

夫婦・カップルの共同口座におすすめの銀行を比較

共同口座を選ぶ際は、単に知名度や個人のポイント還元率を見るのではなく、「二人の生活費をいかに手間なく集め、支払い、共有できるか」という視点で選ぶ必要があります。

まずは、共同口座として人気の主要6行のスペックを一覧表で比較してみましょう。

共同口座におすすめの銀行の比較一覧表

スクロールできます
銀行名定額自動入金
(本人名義間)
定額自動振込他行宛振込手数料(無料条件)ATM手数料
(無料条件)
代理人カード
(発行条件)
デビットカード等の決済手段共同口座としてのおすすめポイント
ドコモSMTBネット銀行あり
(無料・月5件)
あり
(指定日設定可)
月1回〜20回無料(スマート認証NEO登録で月5回無料)月2回〜20回無料(スマート認証NEO登録で月5回無料)なし
(本人用1枚のみ)
スマホデビット(0.8%還元〜)自動入金・振込と「目的別口座」が優秀。自動化を極めたい二人に最適。
三井住友銀行(Olive)なしあり
(定額自動送金)
月3回無料
(Oliveアカウント特典)
自行・三菱UFJ平日日中無料コンビニ月1回無料特典ありなし
(※Oliveは代理人カード非対応)
マルチナンバーレスカード
(最大高還元)
日常の買い物決済をまとめ、Vポイントを高還元で貯めたい二人に最適。
楽天銀行なし
(※他行からの自動引落なし)
あり
(指定日設定可)
最大月3回無料
(給与受取やステージに応じる)
最大月7回無料
(ハッピープログラムのステージに応じる)
なし
(本人用1枚のみ)
楽天銀行デビット
(還元率1.0%)
楽天経済圏を利用しており、デビットカード決済でポイントを貯めたい二人向け。
ソニー銀行あり
(おまかせ入金・無料)
あり
(おまかせ振込)
月1回〜11回無料
(無条件で月1回、ステージに応じる)
月4回〜何度でも無料
(提携ATM・無条件で月4回)
なし
(本人用1枚のみ)
Sony Bank WALLET
(0.5%〜キャッシュバック)
自動入金・振込に加え、ATM無料回数が多くデビット還元(現金還元)が魅力。
GMOあおぞらネット銀行なしあり
(指定日設定可)
月1回〜20回無料
(カスタマーステージに応じる)
月1回〜20回無料
(提携ATM・ステージに応じる)
なし
(本人用1枚のみ)
Visaデビット
(最大1.2%現金還元)
1口座内で最大10個の「つかいわけ口座」が作れ、デビット還元率が高い。
三菱UFJ銀行なしあり
(手数料発生の場合あり)
条件達成で月1〜3回無料
(基本は有料154円〜)
自行・三井住友平日日中無料提携コンビニは条件により優遇あり
(生計同一の親族・配偶者のみ)
三菱UFJデビット法律上の夫婦なら代理人カードが作れる。窓口対応や公共料金引落に強い。

※各行のサービス内容・手数料優遇条件は2026年10月時点の最新公式情報をもとに作成しています。

定額自動入金(ていがくじどうにゅうきん)

「他の銀行口座から、自分のメイン口座へ」毎月決まった金額を自動で引き落として移すサービスです。

利用例: 給与口座から、ネット銀行や生活費口座へ毎月自動で資金を集めたいとき。

定額自動振込(ていがくじどうふりこみ)

「自分の口座から、他人の口座や指定の口座へ」毎月決まった日に決まった金額を自動で振り込むサービスです。

利用例: 毎月の家賃の支払い、仕送り、駐車場代などを手動の手間なく振り込みたいとき。

代理人カード(だいりにんカード)

「本人以外の家族」が、口座保有者(本人)の口座からお金を出し入れできるように発行する追加のキャッシュカードです。

利用例: 親の口座から生活費を引き出す子ども、夫の口座から家計費を引き出す妻などが持つカード。

⚠️ 重要:定額自動入金と代理人カードの注意点

  • 定額自動入金は、あくまで「口座名義人本人名義の他行口座」から資金を取り寄せる機能です。パートナー名義の給与口座から自動引き落としで入金することはできません。
  • ネット銀行の多くは代理人カード(家族用キャッシュカード)の発行に対応していません。カードを物理的に2枚持ちたい場合はメガバンク等を選ぶ必要がありますが、メガバンクの代理人カードも原則として「生計を同一にする法律上の親族(配偶者など)」に限定され、未婚の同棲カップルは対象外となります。

ドコモSMTBネット銀行|自動化を重視する二人向け

出典:ドコモSMTBネット銀行

「毎月の生活費の移動や振込をできる限り自動化したい!」というカップルに最も選ばれているのがドコモSMTBネット銀行です。

  • 定額自動入金と自動振込のコンボが強力
    名義人本人の給与口座から毎月決まった額を自動で引き落とし(定額自動入金)、家賃の振込先へ自動送金する(定額自動振込)といった一連の資金移動を手数料無料で全自動化できます。
  • 目的別口座で「生活費」と「貯金」を分けられる
    1つの口座の中に、仮想の部屋(目的別口座)を最大10個まで作成可能。「生活費」「旅行積立」「更新料・特別費」といった枠を作っておくことで、生活費の使い込みを防げます。
  • 知っておきたい注意点
    定額自動入金は口座名義人の本人名義口座からしか引き落とせません。パートナー側の給与口座から自動で引っ張ってくることはできないため、パートナー分は「パートナー自身の銀行から定額自動振込で送金してもらう」などの設計が必要です。また、代理人カードの発行はないため、キャッシュカードは1枚のみとなります。

三井住友銀行(Olive)|日常の決済もまとめたい二人向け

出典:三井住友銀行

「スーパーでの買い出しや外食などの日々の決済も、共同口座からまとめて支払いたい」という二人におすすめなのが、三井住友銀行のデジタル口座サービス「Olive(オリーブ)」です。

  • キャッシュカードとデビット・クレカが1枚に集約
    Oliveフレキシブルペイなら、アプリ上で支払いモード(デビットモード・クレジットモード・ポイント払いモード)を切り替えながら、1枚のカードでスムーズに生活費を決済できます。対象のコンビニやファミレス等で高いVポイント還元が受けられるのも大きなメリットです。
  • 他行あて振込手数料が月3回まで無料
    Oliveアカウントの契約者は、SMBCダイレクトでの他行宛振込手数料が月3回まで無料になるため、家賃の振込や急な送金もコストがかかりません。
  • 知っておきたい注意点
    他行からの定額自動入金サービスはありません。また、三井住友銀行の一般口座であれば配偶者向けに代理人カードが発行できますが、Oliveアカウント専用口座では代理人カードの発行ができません。カード決済機能を含め、あくまで名義人本人が使う前提のサービスとなる点に注意しましょう。

楽天銀行|楽天サービスを利用する二人向け

出典:楽天銀行

普段から楽天市場や楽天カード、楽天ペイなどの楽天経済圏を愛用している二人なら、楽天銀行が有力な候補になります。

  • 生活費のデビット決済で楽天ポイントが1%貯まる
    楽天銀行デビットカード(Visa/Mastercard/JCB)は、利用金額の1.0%分の楽天ポイントが還元されます。日々のスーパーの買い物やドラッグストアの支払いをデビットカードに集約するだけで、毎月まとまったポイントが自動的に還元されます。
  • 給与受取設定で他行振込が月3回まで無料
    共同口座をどちらかの給与受取口座(生活費分の分割振込など)に指定できる場合、他行宛振込手数料が月3回まで無料になり、ハッピープログラムの優遇も受けられます。
  • 知っておきたい注意点
    ドコモSMTBネット銀行のような「他行からの定額自動入金(引落)」サービスはありません。入金する際は、各自の給与口座から振り込む必要があります。また、代理人カードの発行には対応していません。

ソニー銀行|デビット決済を重視する二人向け

出典:ソニー銀行

キャッシュレス派かつ、現金引き出しの手数料も抑えたい堅実派のカップルに根強い人気を誇るのがソニー銀行です。

  • 「おまかせ入金サービス」で自動入金が可能
    名義人本人の他行給与口座から、毎月決まった額を手数料無料で自動取り寄せ(おまかせ入金)できます。さらに「おまかせ振込」と組み合わせることで、家賃などの自動支払いラインも構築できます。
  • Sony Bank WALLETの現金キャッシュバック
    Visaデビット機能付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」は、毎月の利用額に応じて0.5%〜最大2.0%が口座へ現金で直接キャッシュバックされます。「ポイントの使い道に悩むより、現金の支出を直接減らしたい」という二人に向いています。
  • 無条件でATM手数料が月4回まで無料
    セブン銀行、イオン銀行、ローソン銀行、E-netなどの提携ATMが、ステージ条件なしで誰でも毎月4回まで手数料無料で利用できます。

GMOあおぞらネット銀行|振込や資金移動を重視する二人向け

出典:GMOあおぞらネット銀行

シンプルな使い勝手と高い還元率、細やかな口座分け機能を求めるならGMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

  • 「つかいわけ口座」で最大10個の仮想口座を作成
    1つの普通預金口座の中に、名前を付けたサブ口座(つかいわけ口座)を最大10個まで作れます。「今月の食費」「日用品」「来期の更新料」など、用途ごとにお金を視覚的に分けて管理できます。
  • Visaデビットで最大1.2%の現金還元
    カスタマーステージに応じて、デビットカードの利用額から最大1.2%(基本ステージでも0.6%〜)が毎月キャッシュバックされます。
  • 知っておきたい注意点
    他行からの定額自動入金サービスはありません。また、つかいわけ口座ごとに別々のデビットカードを発行できるわけではないため、決済はメイン口座から行う形になります。

三菱UFJ銀行|既存のメインバンクを活用したい二人向け

出典:三菱UFJ銀行

「すでに給与振込先として三菱UFJ銀行を使っている」「ネット専業銀行よりもメガバンクの安心感がほしい」という二人には、三菱UFJ銀行が適しています。

  • 夫婦であれば「代理人カード」を発行可能
    ネット銀行にはない最大の強みが「代理人キャッシュカード」です。法律上の夫婦(生計を一にする親族)であれば、名義人とは別にもう1枚キャッシュカードを発行できるため、夫婦それぞれが財布にカードを入れて現金の出し入れができます。
  • 公共料金や家賃の口座振替(引落)に最も強い
    三菱UFJ銀行は幅広い口座振替先に対応しています。ただし、家賃の収納代行会社や自治体によって対応金融機関は異なるため、口座開設前に引き落とし先の対応状況を確認しましょう。
  • 知っておきたい注意点
    自動入金サービスはなく、他行宛振込手数料の無料回数を獲得するための条件(三菱UFJダイレクトの利用や残高条件等)がネット銀行に比べてやや厳しめです。また、代理人カードは「法律上の配偶者・親族」が対象となるため、未婚の同棲カップルは発行できません。

共同口座にする銀行の選び方|確認したい5つのポイント

銀行を選ぶ際は、以下の5つのチェックポイントに沿って「自分たちの生活動線に無理がないか」を確認しましょう。

チェック1|二人それぞれが無理なく入金できるか

チェック2|家賃・光熱費・カード代金を支払いやすいか

チェック3|二人でお金を使う方法(カード)があるか

チェック4|振込やATMの手数料がかかりすぎないか

チェック5|二人で残高や支出を確認しやすいか

1. 二人それぞれが無理なく入金できるか

共同口座運用で最初に挫折しやすいのが「毎月の入金作業」です。
名義人側は「定額自動入金(本人名義間)」を使えば他行から無料で自動移動できますが、パートナー側からは自動引き落としができません。
そのため、パートナーの給与口座から「定額自動振込(他行宛無料枠の活用)」を使って共同口座へ送金できるか、あるいはお互いに同じ銀行の口座を開設して「同行間振込(手数料無料)」で送金できるかを必ず確認しておきましょう。

2. 家賃・光熱費・カード代金を支払いやすいか

二人の共同生活で発生する固定費の引き落としに対応しているかを確認します。

  • 家賃が銀行振込の場合:口座振替がない場合は、毎月決まった日に自動で振り込んでくれる「定額自動振込機能」がある銀行が必須です。
  • 光熱費やクレジットカードの決済:ネット銀行でも主要なクレジットカードや公共料金の口座振替に対応していますが、一部の地方公共団体(水道局など)や管理会社では対応していない場合があります。

3. 二人でお金を使う方法があるか

共同口座から日々の生活費を支払う手段をどうするか検討しましょう。

  • デビットカード
    口座残高から即時引き落とされるため、使いすぎを防げます。
  • 家族カード(クレジットカード)
    法律上の夫婦であれば、共同口座を引き落とし先にしたクレジットカードの「家族カード」を発行し、お互いが1枚ずつ持って決済できます。
  • キャッシュカード(代理人カード)
    メガバンク等であれば配偶者向けに発行できますが、未婚カップルの場合は1枚のカードを二人で管理するか、キャッシュレス決済を主にする工夫が必要です。

4. 手数料がかかりすぎないか

振込手数料やATM引き出し手数料は、1回あたり数百円であっても年間で計算すると大きな損失になります。

💡 手数料シミュレーション例

例えば、家賃の振込(1回220円)と、急な現金の引き出し(月2回・計440円)が発生した場合:毎月 660円 × 12ヶ月 = 年間 7,920円 の無駄な出費に!
自分たちの利用回数(月何回振り込むか、月何回ATMを使うか)を想定し、「他行宛振込無料回数」や「ATM無料回数」が毎月の想定回数を上回っている銀行を選びましょう。

5. 二人でお互いに残高・支出を確認しやすいか

共同口座を作っても、「今口座にいくら残っているか」「何にお金が使われたか」を名義人しか把握できない状態では、もう一方に不満や不安が溜まってしまいます。
後述するように、銀行アプリのIDやパスワードをパートナーと共有することは利用規約やセキュリティの観点から推奨されません。安全に二人で残高を共有できる管理体制(家計簿アプリの活用など)が整えられるかどうかが重要です。

目的別に選ぶならどの銀行がおすすめ?

「結局、我が家の場合はどこを選べばいいの?」という方に向けて、目的別のおすすめ銀行を整理しました。

毎月の入金をできるだけ自動化したい場合

👉 おすすめ:ドコモSMTBネット銀行 または ソニー銀行

名義人の給与口座から「定額自動入金」で手数料無料で生活費を引っ張り、家賃を「定額自動振込」で自動送金する仕組みが作れます。パートナー側も他行宛振込の無料枠がある銀行を使えば、毎月一度もATMやアプリを操作することなく、生活費の移動が全自動で完結します。

食費・日用品などの支払いをまとめたい場合

👉 おすすめ:三井住友銀行(Olive) または 楽天銀行

日々の買い物での決済性を重視するなら、ポイント還元が手厚いこの2行が適しています。Oliveのフレキシブルペイや楽天銀行デビットカードを活用することで、日常の買い出しから効率よくポイントを還元し、生活費を節約できます。

手数料を極力抑えたい場合

👉 おすすめ:ソニー銀行 または ドコモSMTBネット銀行

ソニー銀行は無条件でATM手数料が月4回、他行宛振込が月1回無料です。ドコモSMTBネット銀行もアプリ認証(スマート認証NEO)を登録するだけで、ATM・他行振込の手数料無料枠がそれぞれ月5回まで拡大するため、余計な手数料を一切払わずに生活費をやりくりできます。

将来の共同貯金も始めたい場合

👉 おすすめ:ドコモSMTBネット銀行(目的別口座) または GMOあおぞらネット銀行(つかいわけ口座)

生活費口座と同じ銀行内で「将来の結婚資金」「旅行費」「マイホーム頭金」などを分けて貯めていきたい場合は、口座内に仮想の仕切りを作れるこの2行がベストです。
※なお、生活費口座とは別に「二人で本格的に貯蓄専用の口座を作りたい」という場合は、こちらの関連記事([関連記事:夫婦の銀行口座はどうしてる?生活費・貯金・個人口座の分け方と管理方法を解説])で貯蓄に特化した口座選びを詳しく解説しています。

共同口座を作った後のおすすめの運用方法

使いやすい銀行口座を開設したら、トラブルなく円満に生活費を管理するための「3つの運用ルール」を夫婦・カップルで決めておきましょう。

① 毎月の生活費と負担割合を決める

まずは、二人の生活を維持するために「毎月いくら必要か」を明確にします。家賃・水道光熱費・Wi-Fi代・基本の食費・日用品費などを合計し、毎月の共同生活費の総額を算出します。

  • 同額負担(50:50):生活費総額が20万円なら、お互い10万円ずつ共同口座へ入金する。
  • 収入比で傾斜をつける:夫の手取り30万円・妻の手取り20万円(3:2)なら、夫が12万円・妻が8万円を入金する。

お互いの手取り収入や生活実感に合わせて、無理のない拠出額を合意しておきましょう。

② 入金日と支払い日を決める

口座の残高不足による引き落としエラーを防ぐため、「お金の流れのスケジュール」を固定します。

  • 給与日の直後(例:毎月26〜27日):各自の給与口座から共同口座へ生活費を入金する。
  • 月末〜翌月上旬:家賃の自動振込や公共料金、クレジットカードの引き落としが実行される。

給与が入ったらすぐに生活費を先取りして移動させる習慣をつけることが、家計管理を安定させる鉄則です。

③ 個人のお金と共同生活費を混ぜない

共同口座は、あくまで「二人の共有支出(生活費)」を支払うための場所です。
自分個人の服代、美容院代、趣味の買い物、友人との飲み会代などは、これまで通り各自の「個人口座」から支払うルールを徹底しましょう。
何でもかんでも共同口座から出してしまうと、「相手の個人的な買い物のせいで生活費が足りなくなった」といったトラブルの原因になります。
※夫婦の口座全体の数や、個人口座と生活費口座の理想的な役割分担については、こちらの関連記事(関連記事:夫婦の銀行口座はどうしてる?生活費・貯金・個人口座の分け方と管理方法を解説)で詳しく解説しています。

共同口座を作るだけでは、二人で家計を共有できないこともある

共同口座を開設して生活費をまとめたカップルが、後から直面しやすい「意外な盲点」があります。

銀行口座が一つでも、家計管理が一人に偏ることがある

前述の通り、共同口座は法的には「名義人一人の個人口座」です。
そのため、口座名義人ではないパートナーは、銀行アプリを自分のスマートフォンで自由に確認できないことが多く、「今口座にいくら残っているのか」「今月の食費が予算内に収まっているのか」が分からないブラックボックス状態に陥りがちです。
だからといって、銀行アプリのログインIDやパスワードを二人で使い回すことは、セキュリティ上のリスクがあるだけでなく、多くの銀行の利用規約で禁止されています。
共同口座を作る本当の目的は、単に口座を1つに減らすことではなく、「二人で納得してお金の流れを共有し、協力してやりくりすること」のはずです。

OsidOriなら共同口座の情報を二人で共有できる

銀行のちょっと不便なところカバーして、夫婦やカップルで簡単にお金の管理をしたい方におすすめなのが、ペア専用の家計簿アプリ「OsidOri(オシドリ)」です。

OsidOriの基本情報

項目内容
料金基本無料(プレミアムプランあり)
対応OSiOS / Android
主な機能共有家計簿、予算管理、AIレシート、口座・クレカ連携、共有/個人の切り替え、目標貯金、カレンダー機能 等 

OsidOriの魅力

OsidOriは、銀行口座と連携して銀行残高や取引を二人でシェアできるのが最大の魅力です。自分たちの個人口座は隠したまま、共同貯金用の口座だけを二人で見守ることができます。また、アプリ内で目標貯金を設定すれば、あといくらで目標に届くかがグラフで一目瞭然。二人で応援し合いながら楽しく貯金を続けられる環境が手に入ります。

共同口座におすすめの銀行に関するよくある質問

共同口座の開設にあたって、よく寄せられる疑問にお答えします。

共同口座は二人の名義(連名)で作れますか?

日本の一般的な銀行では、連名(二人の共有名義)で口座を開設することはできません。

海外では一般的なジョイントアカウントですが、日本の金融機関ではマネーロンダリング防止や税法上の管理(贈与税・相続税の帰属)の観点から、一口座一人の個人名義口座のみとなっています。そのため、どちらか一方の名義で口座を作り、共同生活用の実質的な共通口座として運用するのが一般的な方法です。

未婚の同棲カップルでも共同口座を作れますか?

個人名義の銀行口座を一つ新規開設し、それを「同棲用の生活費口座」として利用すること自体は全く問題ありません。

ただし、メガバンク等で提供されている「代理人カード(家族用カード)」は、法律上の親族(配偶者等)に限定されているため、未婚のカップルは利用できません。キャッシュレス決済(デビットカードや電子マネー)を活用するか、家計簿アプリで立替記録を共有して運用しましょう。

二人ともキャッシュカードを持てますか?

利用する銀行と関係性によって異なります。

ドコモSMTBネット銀行や楽天銀行などのネット銀行は、原則として本人用カード1枚のみの発行となります。一方、三菱UFJ銀行などの一部メガバンクでは「代理人カード」を発行できますが、生計を共にする法律上の配偶者などの親族に限定されます。

共同口座と共同貯金用口座は分けるべきですか?

目的が異なるため、口座を分ける(または口座内で明確に区切る)ことを強くおすすめします。

生活費口座にまとまった貯金を一緒に置いておくと、「今使っていいお金」と「将来のために手をつけたくないお金」の境界線が曖昧になり、生活費として使い込んでしまうリスクが高まります。
ドコモSMTBネット銀行などの「目的別口座」を活用して同じ銀行内で部屋を分けるか、貯蓄専用の別口座をもう一つ用意して管理するのが安心です。
※貯蓄口座の選び方やおすすめ銀行については、関連記事([関連記事:【2026年版】夫婦・カップルの共同口座におすすめの銀行は?機能・手数料・使いやすさを徹底比較)をご参照ください。

まとめ|二人の使い方に合う銀行を選び、家計も共有しよう

夫婦・カップルの共同口座選びについて、大切なポイントを最後におさらいしましょう。

  1. 銀行の知名度ではなく「共同利用の実用性」で選ぶ
    毎月の自動入金・自動振込機能、他行宛振込の無料枠があるかが最重要。
  2. 自動入金やカード発行の利用条件を確認する
    定額自動入金は本人名義口座間が基本。代理人カードの発行可否や親族要件も事前に把握しておく。
  3. 二人に合った銀行を目的別にチョイスする
    • 入金・支払いを自動化したい ➔ ドコモSMTBネット銀行/ ソニー銀行
    • 買い物決済とポイント還元を重視したい ➔ 三井住友銀行(Olive) / 楽天銀行
    • 代理人カードや口座振替の確実性を重視したい ➔ 三菱UFJ銀行
  4. 口座を作るだけでなく「二人で見える化する仕組み」を整える:共同口座を作った後は、OsidOriなどの共有アプリを活用して、二人で透明性のある家計管理を続ける。

二人暮らしのお金管理を成功させるコツは、どちらか一方に我慢や手作業を背負わせず、「便利な銀行の機能」と「共有アプリ」を味方につけて仕組み化することです。
ぜひ二人のライフスタイルにぴったり合った銀行を選んで、ストレスフリーで快適な共同生活をスタートさせてみてくださいね!

💡 二人のお金をストレスなく管理するなら

夫婦・カップルのためのお金の共有アプリ「OsidOri(オシドリ)」で、共同口座の残高や日々の生活費をスマートに見える化してみませんか?

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監修した人

宮本敬史のアバター 宮本敬史 (Takashi Miyamoto)

株式会社OsidOri 代表取締役
グロービス経営大学院卒業。カード会社、電子マネーの会社を経て、楽天で金融部門の東北エリアを統括。その後、インフキュリオンにて決済系コンサルティングを行う。
2018年に株式会社OsidOriを創業。GlobisVentureChallenge2018大賞受賞。

- グロービス経営大学院インタビュー
グロービスの仲間と起業し、学びを活かした経営を実践。

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