OsidOriが2025年1月6日に発表した「20−40代の家族のお金に関するアンケート調査」でも公表ましたが、OsidOriユーザーのNISA利用率は高く、実に8割の方がご利用されています。
今回はそんなNISAでも、2大人気証券「SBI証券」「楽天証券」のサービスの差異や、「家族」利用の観点でも分析したいと思います。
目次
1. 両証券会社の口座数は?
2. 取扱商品数
3. ポイントプログラム
4. 手数料
5. 利用サービス
6. 家族でNISA
7. どっちを選べば良い?
1.口座数
SBI証券、楽天証券は共にネット証券では圧倒的な口座数を誇ります。
2つの証券会社がそれぞれ1,000万口座を保有していますが、3位のマネックスは約250万、4位以降は100万代の口座数になります。
SBI証券 | 楽天証券 | |
口座数 | 1,245万 |
1,133万 |
新NISA口座数 | 476万 | 552万 |
※SBI証券は2024年3月期
※楽天証券は2024年12月期上半期
2.取扱商品
両証券会社は、NISA口座で投資できる投資信託やETF(上場投資信託)の品揃えが非常に豊富です。
- SBI証券: インデックス投資信託の低コスト商品の提供で知られる「SBI・Vシリーズ」など、費用対効果の高い投資信託を多く取り扱っています。
- 楽天証券: 楽天グループとの連携により、楽天ポイントを利用して投資信託を購入することが可能。
SBI証券 | 楽天証券 | |
投資信託数 | 2,577 | 2,627 |
積立投資の投資信託数 | 230 | 241 |
米国の銘柄数 | 5,190 | 4,700 |
3. ポイントプログラム
両社とも投資によるポイント還元制度が魅力ですが、特にクレカ積立は自動購入時にポイントが付与され、さらに残高に対してもポイントが付与されます。
SBI証券 | 楽天証券 | |
ポイント | Vポイント | 楽天ポイント |
付与率 | 0%〜3.0% | 0.5%〜2.0% |
NISAで投資し、資産形成はもちろんですが、クレカ積立等でポイントをもらって、さらにポイント積立等で資産を増やしていくのも一つですね。
╲ ネット証券口座開設数No.1 /
╲ 楽天経済圏の方におすすめ! /
4. 手数料の安さ
楽天証券・SBI証券ともに、インデックス型投資信託の信託報酬が業界最低水準の商品を多数取り扱っています。手数料負担が少ないため、長期的な資産運用に有利です。
5. 利用サービス
- 楽天証券: 楽天会員向けのシームレスなサービス連携に加え、スマートフォンアプリ「iSPEED」の使いやすさが評価されています。
- SBI証券: PCツール以外にもスマホアプリ等が提供されていますが、楽天と比べるとやや使いにくいとのコメントが見られます。
6. 家族でNISA
それぞれの証券会社において、家族特典を付与しています。
個人で作るのも良いですが、家族で同じ証券口座を持つのも管理だけではなく、特典の意味でも良いかもしれません。
- 楽天証券: 家族プログラムを提供。夫婦や子ども含めて楽天証券を作ることで、取引時に特典があります。
- SBI証券: 家族の紹介プログラムでギフトポイントがもらえるキャンペーンを実施
※共に2025年1月11日現在の情報です
どっちを選べば良い?
SBI証券、楽天証券共に充実して、どちらを選択しても決して間違いではないでしょう。
もし口座を1つ作るとしたら、以下の観点で考えてみてもよいですね。
SBI証券を選ぶべき方
- 楽天証券に比べやや玄人向けと言えるかもしれません
NISAだけではなく、国内株式、海外株式等含め、様々な投資にチャレンジしてみたい方はSBI証券を使ってみるのが良いでしょう - Vポイントを貯めている方
- クレカ積立ポイントの最大還元を受けたい方
╲ ネット証券口座開設数No.1 /
楽天証券を選ぶべき方
- 楽天経済圏でポイントを貯めている方
- 家族でお得に使いたい方
楽天証券の家族プログラムでよりお得にポイントをゲットすることができます - 楽天証券の使いやすいツールで取引をしたい方
╲ 楽天経済圏の方におすすめ! /