「共働きだし、ペアローンを使えば希望のエリアで広いマンションや一戸建てが買えるかも!」
「でも、ペアローンは危ないってネットで見て不安…実際どんなリスクがあるの?」
「もし子どもが生まれて育休に入ったり、どちらかが転職したら返済はどうなるんだろう?」
住宅価格の上昇が続くなか、夫婦二人の収入を合わせて借入額を増やす「ペアローン」を利用する20代〜30代の共働き夫婦が増えています。一人では手が届かない憧れのマイホームを購入できるのは、ペアローンの大きな魅力です。
しかし、ペアローンは「夫婦それぞれが個別にローン契約を結び、二人ともが返済義務を負う仕組み」です。
ペアローンそのものが危険な仕組みではありませんが、大きなリスクは、「現在の二人の収入が35年間ずっと続くこと」を前提に、借入可能額の限界まで借りてしまうことにあります。
これから出産・育休、時短勤務、転職などによる「収入の変化」を迎える20〜30代だからこそ、メリットだけでなく潜んでいるデメリットを正しく把握しておく必要があります。
まずは、自分たちがペアローンに向いているかどうかを簡易チェックで確認してみましょう。
ペアローンが向いている夫婦/慎重に検討すべき夫婦

| 検討タイプ | 主な特徴と家計状況 | 判断の目安 |
| 向いている夫婦 | ・出産後も二人ともフルタイム勤務を続ける予定 ・どちらか一人の収入だけでも生活費とローンの大半をまかなえる借入額に抑えている ・住宅ローン控除を夫婦それぞれで最大限活用したい | 借入額に余裕があり、収入減の備えができているなら有効 |
| 検討が必要な夫婦 | ・二人の現在の年収を限界まで合算しないと希望物件が買えない ・今後、育休取得や時短勤務、転職、独立などで世帯年収が下がる可能性が高い ・将来の教育費や修繕積立金の増加分を家計シミュレーションしていない | 単独ローンへの減額や、物件価格の見直しを検討すべき |
この記事では、ペアローンの基礎知識から、見落としがちな5つのリスク、育休時を想定したリアルな家計シミュレーション、後悔しないための5つの対策まで徹底解説します!
ペアローンとは?仕組みと3つのメリット
まずは、ペアローンの基本的な仕組みと、多くの共働き夫婦に選ばれている4つのメリットを簡潔に整理します。
夫婦それぞれが住宅ローンを契約する仕組み
ペアローンとは、1つの物件に対して夫婦がそれぞれ個別に住宅ローンを契約(計2本契約)し、お互いにもう一方の「連帯保証人」となる借入方法です。
例えば6,000万円の物件を購入する場合、夫が3,500万円、妻が2,500万円というように、それぞれが主債務者となって返済義務を負います。
- ①借入可能額を増やせる
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一人だけの年収では希望借入額に届かない場合でも、夫婦二人の年収を合わせることで借入可能額の上限を大きく引き上げることができます。都市部の駅近マンションなど、物件価格が高めの住まいを検討する際の大きな武器になります。
- ②条件を満たせば夫婦それぞれが住宅ローン控除を受けられる
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年末のローン残高に応じて所得税や住民税から税額控除される「住宅ローン減税」を、夫婦それぞれが自身の借入額に応じて適用できます。
※控除を受けるには、それぞれの所得要件や物件の省エネ基準、持分割合などの法的条件を満たす必要があります。夫婦の一方の税額が少なく控除枠を使い切れないケースもあるため、実際の減税効果は事前の確認が必要です。 - ③それぞれ団信に加入できる商品がある
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一般的なペアローンでは、夫婦双方が「団体信用生命保険(団信)」に加入します。金融機関や商品プランによっては、がん保障などの特約をそれぞれの手取りや健康状態に合わせて付帯させることも可能です。
ペアローンの5つのデメリット・リスク

ペアローンを組む前に必ず知っておくべき「5つのデメリットとリスク」を、具体的な理由とともに解説します。
- ① 夫婦の合算年収を基準にすると借りすぎる可能性がある
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- 何が起こるか:金融機関の「融資限度額(借りられる額)」いっぱいでローンを組んでしまい、毎月の返済額が過大になる。
- なぜ困るか:住宅購入後はローン返済だけでなく、固定資産税、マンションの管理費・修繕積立金、将来の教育費などが上乗せされます。手取り収入の大半が住居費に消え、貯蓄に回す余裕がなくなって家計が圧迫されます。
- 契約前に確認すること:銀行が提示する「借りられる上限額」ではなく、生活費や貯蓄を確保した上で「毎月無理なく返せる額」から逆算した借入額になっているかを確認しましょう。
- ② 育休・時短勤務・転職で収入が減っても返済は続く
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- 何が起こるか:出産に伴う産休・育休や、復職後の時短勤務、キャリアアップや環境変化による転職によって、世帯の手取り収入が一時的または恒常的に下がる。
- なぜ困るか:収入が減っても、住宅ローンの返済額は毎月同額で引き落とされ続けます。妻(または夫)のローン引き落とし口座が残高不足に陥り、家計全体がショートする原因になります。
- 契約前に確認すること:片方の手取りが半分程度に減った時期でも、毎月の返済を滞りなく続けられる返済比率になっているかを試算しておきましょう。
- ③ 片方に万一のことがあっても、もう一方のローンが残る場合がある
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- 何が起こるか:夫婦のどちらか一方に万一のこと(死亡や高度障害など)があった場合、その本人のローン残高は団信でゼロになりますが、もう一方のローン残高はそのまま残ります。
- なぜ困るか:例えば「夫死亡時に夫のローンは完済されたが、妻の2,500万円のローン返済は残り、遺された妻が一人で子育てしながら返済を背負う」という状態になります。単独ローンであれば世帯のローン全額が完済されるのに対し、片方の負担が残る点は見落としがちな盲点です。
- 契約前に確認すること:万が一の際に、遺された配偶者の返済負担をカバーできる生命保険や共済、預貯金などの手当てがあるかを確認しましょう。
- ④ ローンが2本になるため諸費用が増える場合がある
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- 何が起こるか:住宅ローン契約が2本になるため、契約にかかる諸費用が重複して発生します。
- なぜ困るか:銀行の融資事務手数料、金銭消費貸借契約書に貼る印紙税、抵当権設定登記にかかる登録免許税や司法書士報酬などが、単独ローン(1本契約)の場合と比べて高くなることが一般的です。
- 契約前に確認すること:金利の低さだけでなく、契約時の初期費用(手数料)の差額も含めて総支払額を比較しましょう。
- ⑤ 離婚・売却時に住宅とローンの整理が複雑になる
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- 何が起こるか:将来、万一の離婚や住み替えで家を手放す際、住宅の所有名義(持分)と債務(ローン)が二重に絡み合い、権利関係の整理が難航します。
- なぜ困るか:どちらか一方が住み続けたくても、相手の持分を買い取る資力がなかったり、銀行から「単独ローンへの一本化」を断られたりすることがあります。また、物件の売却額がローン残高を下回る「オーバーローン」の状態になっていると、二人の合意が取れず任意売却や自己破産のリスクに発展することもあります。
- 契約前に確認すること:将来売却する必要が生じた際、市場で買い手がつきやすい資産価値のある立地・物件かどうかを慎重に見定めましょう。
共働き夫婦がペアローンで後悔しないための5つの対策

ペアローンのリスクをコントロールし、後悔のない返済計画を立てるための「5つの実践的な対策」を解説します。
① 借入可能額ではなく、毎月無理なく返せる金額から決める
住宅ローンの計画を立てる際、「銀行がいくら貸してくれるか」を基準にしてはいけません。「現在の家計支出から考えて、毎月いくらまでなら確実に返済できるか」を出発点にします。
住居費を手取り収入の25〜30%程度に抑える考え方もありますが、適切な割合は教育費・貯蓄目標・将来の収入変化によって異なります。割合だけで判断せず、生活費と必要な貯蓄を差し引いて返済可能額を決めましょう。
② 育休・時短勤務で片方の収入が減るケースを試算する
20代〜30代の共働き夫婦にとって、最も現実的な収入変化が「出産・育児」です。
雇用保険から支給される公的な「育児休業給付金」は、休業開始から180日までは休業前賃金の67%、180日経過後は50%が支給されます(社会保険料免除と非課税措置により、当初6ヶ月間の手取り額は休職前の約8割が目安)。しかし、育休が長期化したり、復職後に時短勤務を選択した場合は、手取り収入が大幅に減少します。
育休中や時短勤務時に家計の負担割合がどう跳ね上がるか、具体的なモデルケースで見てみましょう。
参照:厚生労働省 育児休業等給付について
【家計シミュレーション】共働き夫婦が育休・時短勤務になった場合
※以下は、夫の手取り月収38万円、妻の手取り月収26万円の共働き夫婦が、毎月20万円の住宅ローン(ペアローン合算)を返済している家庭の試算例です。
| 収支項目 | 通常時(夫婦フルタイム) | 収入減少時 (妻が育休後半・時短勤務等) |
| 夫の手取り月収 | 38万円 | 38万円 |
| 妻の手取り月収(給付金等) | 26万円 | 12万円(約14万円減) |
| 世帯の手取り月収合計 | 64万円 | 50万円(約22%減) |
| 住宅ローン返済額(合算) | 20万円 | 20万円(変動なし) |
| 手取りに占める住宅ローン比率 | 31.3% | 40.0%(+8.7ポイント悪化!) |
| 返済後に残る生活費・貯蓄枠 | 44万円 | 30万円(生活費と教育費の圧迫) |
通常時は手取りの3割程度でやりくりできていたローン返済が、妻の収入減によって手取りの「40.0%」にまで急上昇します。
残った30万円の中から、食費・水道光熱費・日用品費に加え、おむつ代などの育児費用や将来の教育費積立を捻出する必要があり、貯蓄のペースが著しく鈍化します。
契約前に「収入減少時の手取り」をベースにした家計簿を試算し、妻側のローン引き落とし口座に数ヶ月〜1年分の返済原資をあらかじめプールしておくなどの具体的な対策が必要です。
③ 夫婦の返済割合と生活費・貯金の負担をセットで決める
ペアローンの借入割合(例:夫60%・妻40%)を決める際は、ローンの返済額だけでなく、「日々の生活費」や「将来の貯蓄」をどちらがいくら負担するかもセットで設計することが重要です。
- よくある失敗例
ローンは夫12万円・妻8万円で分担したが、食費や日用品費を妻が全額立て替えており、育休に入った途端に妻の口座が赤字になる。 - 解決策
二人の生活費口座へ手取り比率に応じた金額を毎月入金し、ローンの返済口座も生活費も「無理のない手残りバランス」が保てるようルール化する。
生活費や貯蓄の分担ルールがあいまいなままローン返済が始まると、不公平感から夫婦喧嘩に発展しやすくなります。
④ 団信・保険・緊急予備資金で万一に備える
片方の死亡時に残るもう一方のローンリスクに対しては、住宅ローン以外の民間保険や預貯金でカバーする網を張っておきます。
- 民間の収入保障保険・定期保険の活用
お互いを保険金受取人とした掛け捨ての生命保険に加入し、万が一の際には保険金で残った片方のローン残高を一括繰り上げ返済できるようにしておく。 - 緊急予備資金(生活防衛資金)の確保
頭金を入れすぎて貯金がゼロになる状態は極めて危険です。病気や予期せぬ休職に備え、世帯の生活費+ローン返済額の「最低半年〜1年分」の現預金を手元に残して借入契約を結びましょう。
⑤ 売却や住み替えが必要になった場合も想定する
住宅ローンを組む際は、「この家には一生住み続ける」と決め込まず、ライフプランの変化に応じて「いざとなったら売却・住み替えができるか(出口戦略)」を考えておくことが最大の防衛策になります。
- 駅徒歩10分以内など、流動性の高い立地を選ぶ
立地・周辺の中古成約価格・物件状態などを確認し、流動性の高い立地を選択することで、売却や住替えがしやすくなります。 - 定期的に査定価格とローン残高を確認する
年に1回程度、自宅の周辺相場や不動産査定価格をチェックし、資産価値がローン残高を上回っているかを把握しておくと安心です。
ペアローン・収入合算・連帯債務はどれがいい?違いを比較

夫婦の収入を活用して住宅ローンを組む方法には、ペアローンのほかに「連帯債務型」「連帯保証型」があります。また、どちらか一人の名義だけで組む「単独ローン」も含めた比較一覧です。
住宅ローンの組み方 4タイプの比較一覧表
| 比較項目 | ペアローン | 収入合算 (連帯債務型) | 収入合算 (連帯保証型) | 単独ローン |
| ローン契約数 | 2本 | 1本 | 1本 | 1本 |
| 債務者の立場 | 夫婦それぞれが主債務者(互いに連帯保証人) | Aさん(主債務者) Bさん(連帯債務者) | Aさん(主債務者) Bさん(連帯保証人) | 夫または妻のどちらか一人 |
| 借入可能額 | 大きく増やせる | 大きく増やせる | 一定程度増やせる | 一人の年収基準 |
| 住宅ローン控除 | 二人とも適用可能 | 二人とも適用可能 | 主債務者のみ | 主債務者のみ |
| 団信の加入 | 二人とも加入 | 原則主債務者のみ(夫婦連生団信対応もあり※1) | 主債務者のみ | 主債務者のみ |
| 融資事務手数料等の諸費用 | 2本分で高め | 1本分で標準的 | 1本分で標準的 | 1本分で標準的 |
| 向いている夫婦 | 二人とも正社員で今後も継続就業予定。住宅ローン控除をフル活用したい夫婦 | 借入額は増やしたいが諸費用を抑えたい。フラット35等を検討する夫婦 | 主債務者の収入でほぼまかなえるが、少しだけ借入枠を広げたい夫婦 | 将来どちらかが退職・扶養に入る可能性があり、一人の収入で返済したい夫婦 |
※1:フラット35の「デュエット(連生団信)」や、一部ネット銀行の連生団信商品を利用すれば、連帯債務型でも夫婦双方で団信加入が可能です(要件あり)。
それぞれどんな夫婦に向いている?
- ペアローンが向いている夫婦
共働きを継続する意志があり、夫婦ともに一定以上の所得があって住宅ローン控除のメリットを最大限享受したい二人。 - 連帯債務型が向いている夫婦
諸費用を1本分に抑えつつ借入額を増やしたい夫婦や、公庫のフラット35を利用したい二人。 - 単独ローンが向いている夫婦
子育てに専念する期間を設ける予定があるなど、ライフスタイルに柔軟性を持たせたい二人。単独ローンで買える価格帯の住まいを選ぶことが、家計のリスク管理としては最も安全です。
ペアローンを組む前に二人で埋める「夫婦の合意・確認シート」

ペアローンを申し込む前に、単なるチェックではなく「具体的な数字やルールを二人の共通認識として合意できているか」が成否を分けます。
以下の確認シートを見ながら、二人の現在の家計や将来のライフプランをノートやスマホのメモに書き出して埋めてみましょう。
住宅購入前の「夫婦の合意・確認シート」
| 確認項目 | 夫婦で決める具体的な内容 | 我が家の決定・メモ欄 |
| 毎月の住居費上限 | ローン返済+管理費・修繕費・固定資産税積立の合計額(手取りの25〜30%以内) | 月__万円 |
| 夫婦のローン返済割合 | 借入額と持分の比率 (例:夫60%・妻40%など、出資比率と一致させる) | 夫__% / 妻__% |
| 生活費の分担ルール | ローン以外の食費・光熱費・日用品費をどう分担するか (定額入金・手取り比率など) | ______ |
| 育休中の返済原資 | 収入減の期間(約1〜2年間)、妻(または夫)のローン引き落としをどう維持するか | ______ (例:事前に専用口座へ150万円プール等) |
| 緊急予備資金 (手残り現預金) | 購入時の頭金や諸費用を払った後、手元に残しておく生活防衛資金の額 | ____万円 (最低でも生活費半年〜1年分) |
| 万一の際の団信・民間保険 | 片方に万一があった際、残された側のローン返済をカバーする保障内容 | 保険名:______ 保障額:____万円 |
| 将来の住み替え・出口戦略 | 転勤やライフスタイルの変化が生じた際、売却や賃貸に出しやすい物件条件か | 立地・駅距離:______ |
このシートを二人で埋めていく過程で、「育休中の返済資金がまだ足りないね」「生活費の分担をもう少し見直そう」といった具体的な課題が見えてきます。すべてに納得した上で契約へ進むことが、後悔を防ぐ最も確実なステップです。
OsidOriで夫婦の家計を共有し、住宅ローン返済に備えよう
「ペアローンを検討したいけれど、お互いの現在の正確な支出や貯蓄額が把握できていない…」
「住宅購入後のお金の流れを、二人でオープンに管理できるか不安」
数千万円の住宅ローンを背負う共働き夫婦にとって、最も危険なのは「お互いの財布の中身がブラックボックスになっていること」です。
ペアローンの返済を無理なく続けていくためのパートナーとしておすすめなのが、夫婦・カップル専用の家計簿共有アプリ「OsidOri(オシドリ)」です。
住宅ローンの返済は30年以上にわたる長期戦です。ペアローンを選んだ場合、お互いの家計状況がブラックボックス化していると、気づいた時には貯金が底をついていた…という事態になりかねません。
ここで重要になるのが、夫婦共有の「資産の見える化」です。
家を書い、今後もしっかり返済していくには、全ての資産や収支を共有する必要はありませんが、両者が安心できる程度の公開は必要になるでしょうか。
ここで使えるのは、共働き世帯のための資産・家計簿アプリ「OsidOri(オシドリ)」です。
ペアローン管理の強い味方:OsidOri(オシドリ)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 基本無料(プレミアムプランあり) |
| 対応OS | iPhone / Android |
| 主な機能 | 共有家計簿、予算管理、AIレシート、口座・クレカ連携、共有/個人の切り替え、目標貯金、カレンダー機能 等 |
| 主要顧客 | カップル、夫婦向け |
二人の生活費・貯金を把握する
住宅ローンを組む前段階として、まずは「現在二人が毎月いくら生活費を使い、いくら貯金できているのか」を正確に把握する必要があります。
OsidOriを活用すれば、各自の銀行口座やクレジットカードの中から、生活費口座や家族カードのデータを選んで「家族ページ」に連携できます。住宅購入前の家計収支を二人のスマホで同時に可視化できるため、「毎月いくらまでなら住宅費に充てられるか」の正確な判断材料が整います。
家計の負担割合や将来の貯蓄計画を話し合う
OsidOriの最大の特徴は、特許取得の「家族ページ」と「個人ページ」の使い分け機能です。
- 個人ページ:自分のお小遣いや趣味の支出、個人のプライベート口座は相手に非公開で管理
- 家族ページ:二人の住宅ローン引き落とし口座や固定資産税の積立、家族の生活費だけをオープンに共有
住宅購入後も、お互いの自由を尊重しながら「住居費や共通の貯蓄が今月どうなっているか」を同じ画面で確認できます。
「片方だけに返済負担が偏る」「気付いたら口座残高が足りない」といったトラブルを未然に防ぎ、二人三脚で健全な家計管理を続けることができますよ!
よくある質問
ペアローンの検討中によく寄せられる疑問にお答えします。
- ペアローンは片方が育休中でも組めますか?
-
金融機関の審査基準によって対応が大きく分かれます。
「復職予定証明書」の提出や、産休・育休前の前年年収を基準にして審査してくれる銀行もありますが、育休中は給与明細が出ないため審査上不利になったり、一時的に借入限度額を減額されるケースが一般的です。育休中の審査対応可否や必要書類は、金融機関の事前審査で必ず早めに確認しておきましょう。
- ペアローンを組んだ後に、単独ローンへ変更できますか?
-
原則として簡単には変更(一本化)できません。
ペアローンから夫(または妻)一人の単独ローンへ借り換えるには、「残ったローン残高全額を一人の年収だけで返済できるか」を金融機関が再審査することになります。
借入当初より年収が大幅にアップしていない限り単独審査のハードルは極めて高く、名義変更に伴う贈与税の発生リスクもあるため、安易に「後から一本化すればいい」と考えるのは避けましょう。 - ペアローンは夫婦の収入が同じくらいでないと組めませんか?
-
夫婦の収入が同程度でなくても組むことができます。
例えば「夫の年収600万円(ローン4,000万円):妻の年収300万円(ローン2,000万円)」というように、それぞれの収入に応じた借入比率を設定することが可能です。
ただし、物件の所有権持分の登記割合は、実際の「出資割合(頭金+借入額の比率)」と必ず一致させる必要があります。夫が多く返済するのに持分を50:50にしてしまうと、税務署から「夫から妻への贈与」とみなされ贈与税が課される場合があるため注意してください。
まとめ|ペアローンは夫婦が納得できる返済計画を立ててから選ぼう
ペアローンのデメリットと後悔しないための対策について、大切なポイントをおさらいしましょう。
- ペアローン自体が危険なのではない
リスクの本質は「二人の収入が35年維持される前提で限界まで借りてしまうこと」にある。 - 5つのデメリットを事前に想定する
借りすぎリスク、育休・転職時の負担増、片方に残るローン、諸費用の重複、離婚時の複雑化を理解する。 - 返せる額と収入減シミュレーションから逆算する
手取りの25〜30%以内に収め、妻や夫の育休時の家計を試算しておく。 - 家計の現状を二人で見える化して話し合う
OsidOriなどの共有ツールを活用し、二人が納得できる返済計画と生活費ルールを作る。
住宅は家族が安心して幸せに暮らすための場所です。背伸びしたローン契約のせいで日々の生活がギスギスしてしまっては本末転倒ですよね。
憧れの住まいを手に入れるために、まずは夫婦でオープンにお金について話し合い、将来のライフステージの変化に耐えられる無理のない返済計画を立ててみてくださいね!
💡 二人のお金をストレスなく管理するなら
夫婦・カップルのためのお金の共有アプリ「OsidOri(オシドリ)」で、住宅購入前の家計診断や将来の目標貯金をスマートに始めてみませんか?