「そろそろ育休が明けて仕事復帰。毎月の保育料っていくらかかるんだろう?」
「保育園に預けて働き始めたら、手元にお金はしっかり残るのかな…」
「無償化って聞くけれど、本当に追加費用はかからないの?」
育休を終えて復職やキャリア再開を目指す時期は、仕事と子育ての両立に向けて期待と不安が入り混じるタイミングですよね。
保育園を探し始めると「毎月の保育料」に目が向きがちですが、実は復職後の家計で本当に注意すべきなのは、「保育料以外に発生する細かな実費」や「時短勤務による給与の変化」、そして「働くために増える見えない支出」です。
「復職して二人で働いているのに、なぜか育休中より家計が苦しく感じられる…」という事態を防ぐためには、保育料だけでなく、復職後の「家計全体の変化」を事前にシミュレーションしておくことが大切です。
この記事では、保育園にかかる基本費用から、3歳からの無償化の実態、復職後に家計が苦しくなる構造的な理由、復職前後のリアルな収支シミュレーション、そして夫婦の新しい生活費ルールの作り方までを徹底解説します!
保育園にかかる費用はいくら?

保育園へ通う際にかかる費用は、大きく分けて「ベースとなる保育料」と「それ以外にかかる実費・諸費用」の2つが存在します。
年齢や条件によって費用構造が大きく変わるため、まずは全体像を一覧表で把握しましょう。
保育園にかかる費用一覧表
| 年齢区分 | ベースの保育料 | 保育料以外にかかる主な費用 | 備考・ポイント |
| 0歳 〜 2歳児クラス | 世帯年収(住民税額)に応じた月謝制(自治体や年収により月額数千円〜数万円) | ・入園準備品(制服・鞄等) ・日々の被服/消耗品/行事/写真代等 ・延長保育料(利用する場合) | 無償化の対象外。 共働き世帯では毎月の固定費として最も負担が大きい時期。 |
| 3歳 〜 5歳児クラス | 0円(無償化対象) ※世帯年収に関わらず全員無料 | ・給食費 ・延長保育料 ・行事/バス代/教材費/習い事代など | 保育料自体は無料になるが、給食代や延長保育代などの実費は残り続ける。 |
※住民税非課税世帯の場合は、0歳〜2歳児クラスであっても保育料は無償化されます。
このように、「0〜2歳は保育料+実費」がかかり、「3歳以上は保育料は無料になるが、実費が残り続ける」というのが基本の仕組みです。
0〜2歳の保育料はどう決まる?
最も家計へのインパクトが大きい「0歳〜2歳児クラス」の保育料は、全国一律の定額ではなく、各家庭の状況や住んでいる地域によって決まります。
保育料を決める主な要素
- 世帯の住民税額(世帯年収)
夫婦合算の所得(住民税の所得割額)に応じて階層(ランク)が設定され、所得が高い世帯ほど保育料が高くなる傾斜構造になっています。 - 住んでいる自治体(市区町村)
認可保育園の料金表は自治体ごとに設定されているため、同じ年収・同じ年齢のお子さんであっても住む場所によって月額料金に差が出ます。 - 認可保育園か認可外保育園か
認可保育園は自治体の基準料金が適用されますが、認可外保育園は園が独自に設定した一律料金(補助金制度あり)となります。 - 兄弟姉妹の人数(多子軽減)
第2子や第3子のお子さんが同時に通園する場合などは、保育料が半額や無料になる軽減措置が適用される場合があります。
ネット上では「年収○万円なら保育料は○万円」といった大まかな情報が見られますが、自治体ごとの独自施策(第2子以降無償化など)や税額控除の適用状況によって実際の金額は大きく変動します。
そのため、ネットの平均値だけで判断せず、「自分たちが住んでいる自治体の公式ホームページに掲載されている保育料算定表(基準表)」に夫婦の住民税額を当てはめて確認するのが最も確実です。
3歳から保育料は無償?それでもかかる費用
「幼児教育・保育の無償化」により、3歳児クラス(年少)から5歳児クラス(年長)までの3年間は、世帯年収に関わらず保育料が原則「0円」になります。
しかし、「3歳になったら保育園代が一切かからなくなる」と誤解してしまうのは危険です。保育料が無料になっても、以下のような「施設で生活するための実費負担」は毎月発生し続けます。
無償化後も毎月かかる主な費用
- 給食費・おやつ代(主食費・副食費)
3歳児クラス以降は保育料から切り離され、実費として毎月引き落とされます。 - 延長保育料
フルタイム勤務等で基本時間を超えて預ける場合の費用。無償化の対象外となるため全額自己負担です。 - 行事・イベント費・写真代
遠足のバス代、行事の参加費、園で購入するスナップ写真代など。 - 園用品・被服代
制服、体操服、通園バッグの購入費や、成長に伴う靴・普段着の買い替え費用。
3〜5歳児クラスは保育料が原則無償になりますが、給食費、送迎費、行事費などは無償化の対象外です。
※参照:こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化」
保育園に入れて復職したのに家計が苦しくなるのはなぜ?

仕事復帰を果たし、夫婦二人で給与を得られるようになったにもかかわらず、「なぜか育休中より手元にお金が残らない…」「毎月の繰り越しがギリギリで苦しい」と感じる復職家庭は少なくありません。
その背景には、復職と同時になだれ込む「5つの見えない支出・ギャップ」が存在します。
- ① 時短勤務で手取り給与が減る
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復職後、フルタイムではなく「短時間勤務制度(時短勤務)」を利用して復帰するケースは非常に多いです。
2025年4月から「育児時短就業給付金」が始まりました。一定の条件を満たす場合、原則として時短勤務中の賃金の10%が支給されます。厚生労働省では、時短前の賃金30万円→時短後20万円の場合、給付額2万円という例を示しています。
※参照:厚生労働省「育児時短就業給付」 - ② 新しく保育料(0〜2歳)が発生する
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0〜2歳児クラスで復職する場合、毎月数万円単位の保育料が固定費として新しく家計に加わります。
- ③ 「働くための支出」が復活・増加する
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育休中にはかからなかった、通勤用の服・メイク用品代、日々のランチ代、職場の飲み会や交際費などの「仕事にかかるコスト」が毎月発生するようになります。
- ④ 送迎や両立のためのコストが増える
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急な残業時の延長保育料、体調不良時に頼る病児保育の利用料、ベビーシッター代など、仕事と子育てを回すための追加費用が発生します。
- ⑤ 「時間を買うための支出」が増える
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仕事とお迎え・家事・育児に追われ、体力的に限界を迎える中で、惣菜やテイクアウト・デリバリーの利用頻度が増えたり、時短家電(食洗機やロボット掃除機等)の導入、ミールキットや家事代行などを活用することで「タイパ(時間短縮)のための出費」が増加します。
復職前と復職後の家計をシミュレーション
実際の共働き家庭で、復職後の毎月の手残りがどう変化するのか、具体例で比較してみましょう。
※以下は家計変化をイメージするための架空のモデルケースです。実際の保育料や給与、支出額は家庭によって異なります。
シミュレーション条件
- 働いている側(フルタイム)
手取り 毎月 30万円 - 復職する側
育休中:給付金:毎月 約20万円相当
復職後(時短勤務):
・時短勤務の賃金:20万円
・育児時短就業給付:+2万円
・合計:22万円 - 基本の生活費(家賃・食費等)
毎月 30万円
【育休中】世帯の手取り 50万円
- 世帯収入:30万円 + 給付金20万円 = 50万円
- 基本生活費:−30万円
- ★世帯の手残り(自由に使える・貯蓄できるお金):20万円
【復職後(時短勤務+保育園スタート)】世帯の手取り 52万円
- 世帯収入:30万円 + 時短給料22万円 = 52万円(育休中より世帯収入は「+2万円」アップ!)
- 基本生活費:−30万円
- 保育料(0〜2歳児):−3.7万円
- 仕事にかかる支出(ランチ・通勤等):−1.5万円
- 時間を買う支出(テイクアウト・時短サービス等):−1.5万円
- ★世帯の手残り(自由に使える・貯蓄できるお金):15万円
世帯全体の額面収入としては「育休中より2万円増えた」ように見えても、保育料や働くためのコストが加わった結果、実際の可処分所得(手残り)は育休中よりも「5万円減ってしまう」という逆転現象が起こり得るのです。
このカラクリを知っておくことが、復職後のモヤモヤを防ぐ重要なポイントになります。
復職したら夫婦の生活費負担も見直そう
育休からの復職は、家庭の「収入」「支出」「家事・育児の労働負担」が同時に一変する大きな節目です。
ここで陥りがちなのが、「復職したのだから、自動的に育休前の共働きルール(例:生活費は50:50折半)に戻してしまうこと」です。
時短勤務で給与が下がっていたり、毎日の保育園の送り迎えや突発的な呼び出し対応(お迎え)を片方が集中的に担っている場合、機械的に育休前の「50:50折半」に戻してしまうと、負担の偏りから夫婦間に強い不満や亀裂が生じてしまいます。
復職したからこそ、以下のステップで夫婦の新しい家計ルールを再設定(アップデート)しましょう。
1. 復職後の「実際の新しい手取り」で世帯収入を計算する
育休前の給料ではなく、時短勤務や残業制限を反映した「復職後の現実的な手取り額」を二人で確認します。
2. 保育園+復職によって増える支出をすべて洗い出す
保育料だけでなく、給食費、延長保育代、仕事用の衣服・ランチ代、惣菜や時短サービス代など「復職したから発生する支出」をすべて合算します。
3. 働き方や時間的負担を踏まえて負担割合を決め直す
「手取り収入の比率に合わせた負担」にしたり、送迎や家事を多く担う側の金銭負担を減らすなど、金額だけでなく「時間や労力の貢献度」も含めた納得感のある負担割合を二人で話し合って決定します。
※育休中からの生活費の見直し方については、関連記事([関連記事:育休中の生活費どうしてる?折半は公平?収入が減ったときの夫婦の負担割合を解説])でも詳しく解説しています。
OsidOriで復職後の家計を二人で管理する
復職後の生活は、毎日の仕事・送迎・家事・育児に追われ、とにかく時間が足りなくなります。そんな忙しい時期に「今月どちらがいくら払ったか」を手計算で管理するのは大きなストレスです。
復職後の変わった夫婦の家計をスマートに把握・共有するためにおすすめなのが、夫婦向け家計簿アプリ「OsidOri(オシドリ)」です。
OsidOri(オシドリ)の特徴
保育園の費用は、月々の固定費だけでなく、行事や用品代といった「単発の出費」が不定期に発生します。
OsidOri(オシドリ)を使えば、こうした見落としがちな教育費を夫婦で賢く管理できます 。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 基本無料(プレミアムプランあり) |
| 対応OS | iPhone / Android |
| 主な機能 | 共有家計簿、予算管理、AIレシート、口座・クレカ連携、共有/個人の切り替え、目標貯金、カレンダー機能 等 |
| 主要顧客 | カップル、夫婦向け |
ここが魅力!
OsidOriの最大の特徴は、「自分のお金」と「二人の共有資産」を1つのアプリ内で完璧に分離できる点です 。
「生活費の透明化はしたいけれど、自分のお小遣いの使い道まで細かく知られたくない」という、夫婦や同棲カップルが抱える本音に応えてくれます 。1タップで個人ページと共有ページを切り替えられるため、プライバシーを守りつつ、家計の「見える化」が可能です 。
また、銀行口座やクレジットカードとの「自動連携機能」や「AIレシート機能」も充実しています。共働きで忙しく、どちらか一方に管理の負担が偏って「しんどい」と感じている方でも、仕組み化によって手間なく続けられます 。
保育園の費用を「誰が払うか」で揉める必要はありません。
OsidOriの共有口座機能を使えば、保育料や給食費の引き落とし状況をリアルタイムに二人で把握できます。 また、将来の「小学校・中学校の留学費用」や「習い事」のための貯金も、同じアプリ内で目標設定して積み立てることが可能です 。
よくある質問
保育園の費用や復職後の家計に関して、よく寄せられる疑問にお答えします。
- 時短勤務で給与が減った場合、使える給付金はありますか?
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一定の条件を満たせば「育児時短就業給付金」を利用できます。2歳未満の子を養育するために時短勤務をする場合などが対象で、原則として時短勤務中の賃金の10%が支給されます。
- パートや時短の給与が保育料で消えてしまう場合、働かない方がいいですか?
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短期的には「働いた分がそのまま保育料に消えて手元に残らない」と感じることもあります。しかし、3歳になれば保育料自体は無償化されるため、0〜2歳の期間は「将来のキャリアや厚生年金を維持するための投資期間」と割り切って働き続けるメリットも大きいです。
- 復職後の数年間は「今しっかり貯め時」ですか?それとも「思い出を作る時」ですか?
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0〜2歳は「耐え時」と割り切り、無理のない先取り貯金と「今だけの思い出作り」を両立させましょう!
子育て世代の本当の貯め時は、保育料が無償化される「3歳〜小学校低学年」です。0〜2歳は貯金が増えなくて当たり前の時期。固定費を見直して無理のない少額(月1万〜2万円など)だけ先取り貯金に回したら、残りは今しかできない家族の思い出作りや、パパ・ママの笑顔を守る時短サービスに気持ちよく使ってOKです!
まとめ
保育園への入園と復職後の家計について、大切なポイントをおさらいしましょう。
- 費用の仕組みを知る:0〜2歳は年収に応じた保育料+実費、3歳以上は保育料0円だが実費(月1.5万円前後)が残る。
- 見えない支出を想定する:時短による給与減、保育料、働くためのコスト、時間を買う出費を計算に入れておく。
- ルールを自動復帰させない:復職したからといって育休前の折半に戻さず、今の働き方・手取りに合わせた割合を二人で再設定する。
- 便利ツールで夫婦で共有する:OsidOriなどを活用し、変化した家族の収支を可視化してオープンに話し合う。
復職後の慌ただしい日々をチームワークで乗り越えていくために、まずはお互いの状況とお金を「見える化」することから始めてみませんか?
「OsidOri」を使って新しい家計のスタートラインを整え、二人が笑顔で仕事と子育てを両立できる環境を作っていきましょう!