学資保険はいらない?デメリットや加入すべき人の特徴、教育費を貯める代替手段を解説

「子どもが生まれたら、とりあえず学資保険に入るもの」という常識が、今変わりつつあります。SNSや知恵袋でも「学資保険はいらない」「入らないほうがいい」という極端な意見を目にし、不安を感じているパパ・ママも多いのではないでしょうか 。

「入らなくて後悔しない?」「でもNISAの方が増えるって聞くし……」と、教育資金の正解を探しているあなたへ 。

この記事では、そんな学資保険の是非について以下の内容を徹底解説します。

  • 「いらない」と言われる本当の理由と客観的なデメリットが理解できる
  • 学資保険が「おすすめな人」と「そうでない人」の境界線がわかる
  • 新NISAや預貯金を活用した、学資保険に頼らない「賢い貯め方」が選べるようになる

この記事を読まずに、周囲の勧めるまま学資保険に加入してしまうと、将来インフレで資金が足りなくなったり、途中で解約して元本割れを起こしたりするリスクがあります 。

大切なお子さんの未来のために、納得感のある「貯め方の戦略」を今日ここで見つけましょう。


目次

学資保険はいらない?教育資金の貯め方のリアルな統計

「周りの家庭は、この物価高の中でどうやって教育費を捻出しているの?」 2025年3月に発表された最新の調査結果(※)では、教育資金の準備方法に明確な「優先順位」が現れています。

  1. 銀行預金(普通預金・定期預金):54.3%
  2. 学資保険:38.4%
  3. 資産運用(NISAなど):24.1%

    ※ソニー生命「子どもの教育資金に関する調査2025」より/複数回答可)

「銀行預金」が1位であり続ける圧倒的な理由

約半数以上の家庭が預金を選んでいる背景には、2025年特有の不安があります。調査によると、教育資金に不安を感じる理由の第1位は「物価の上昇(55.5%)」です
先行きが見えない時代だからこそ、「いつでも引き出せて、1円も減らない」という現金の圧倒的な流動性と確実性が、何にも代えがたい安心感となっているのです。

2025年の地殻変動:学資保険の「再注目」と「NISA」の定着

ここ数年の「投資一辺倒」の空気から、2025年は少し変化が見られます。

  • 学資保険の「下げ止まり」と「再注目」
    • 日銀の利上げ方針により、貯蓄型保険の予定利率が引き上げられ始めています。これにより「学資保険=増えない」という常識が変わりつつあり、「安全に、かつ少しでも色をつけて貯めたい」層が再び注目しています。
  • NISA・資産運用の「自分事化」
    • 利用率は24.1%と、今や4世帯に1世帯が投資を組み入れています。もはや「特別な人の手法」ではなく、教育資金の一部を運用に回すのは当たり前の選択肢となりました。

今の20-30代が取るべき「ハイブリッド戦略」

最新データが示しているのは、「学資保険かNISAか」という二択ではありません。

調査では、小学生から社会人になるまでに必要な教育資金の予想額が1,489万円(調査開始以来の最高額)に達しました。この巨額な資金を一つの方法で準備するのはリスクが高すぎます。

  1. 預金(5割): 塾代や入学金など「動かせないお金」として確保。
  2. 学資保険(3割): 親の万が一に備える「保障」として活用。
  3. NISA(2割): 物価上昇(インフレ)に負けないための「攻め」として運用。

このように、「目的(いつ使うか)」と「リスク(減ってもいいか)」に合わせて組み合わせるのが、2025年以降の最も賢い教育資金の作り方です。


学資保険はいらない?加入のメリット・デメリット

「データでは預金やNISAが人気だけど、学資保険を選ぶ理由って本当にあるの?」 そんな疑問に答えるために、今の時代における学資保険の「光と影」を、家計管理の視点から紐解きます。

学資保険に入るメリット:単なる「貯蓄」以上の価値

学資保険が根強く選ばれるのは、銀行預金やNISAにはない「仕組み」があるからです。

  • 「親の万が一」をカバーする払込免除機能
    • これが学資保険の最大の存在意義です。加入者(親など)に万が一(死亡や高度障害)があった際、それ以降の保険料は払わなくて良いのに、子どもには約束通りの満期金が100%届く。この「教育資金の予約」ができるのは、保険という仕組みならではの強みです。
  • 生命保険料控除による「節税効果」
    • 所得税や住民税が安くなるため、実質的な利回りを数%押し上げる効果があります。特に低金利の普通預金に置いておくよりは、節税分を含めると「確実にお得」になります。
  • 「意志の弱さ」を仕組みで解決
    • 銀行預金は「車の故障」や「旅行」などでつい引き出せてしまいますが、学資保険は解約ハードルが高い。この「強制的なロック」こそが、確実に大学資金をゴールまで運ぶためのバリアになります。

学資保険に入るデメリット:2026年現在の「見えないリスク」

一方で、SNSなどで「いらない」と言われる理由には、以下のような切実なリスクがあります。

  • 「固定費」という名の家計の圧迫
    •  一度契約すると、毎月数万円が自動で引かれます。転職、減収、物価高などで家計が苦しくなったとき、「真っ先に削りたいのに、削ると損をする(元本割れ)」という状況が、精神的な大きなストレスになります。
  • 「医療特約」がもたらす元本割れ
    • 「念のため入院保障も……」と特約をつけるのは要注意です。特約代は掛け捨てになるため、受取額が支払額を下回る「元本割れ」の主犯になります。現代では自治体の医療費助成が充実しているため、学資保険に医療保障を求めるのは、今の20-30代にはコスパが悪い選択です。
  • インフレで「紙切れ」になるリスク
    • 18年後の100万円で、今の100万円と同じだけの授業料が払える保証はありません。物価が上がっても受け取れる金額は変わらないため、「実質的な価値」が目減りしてしまうリスクを抱えることになります。

学資保険がおすすめな人・おすすめできない人の特徴

最新の統計が示す通り、教育資金の目標額は「1,489万円」という過去最高水準に達しています。この巨額な資金を前に、学資保険という「守り」の武器があなたにフィットするかどうか、以下の特徴から見極めてください。

学資保険が「おすすめな人」の特徴

以下の項目に2つ以上当てはまるなら、学資保険はあなたの家庭の強力な味方になります。

  • 「あれば使ってしまう」自覚がある人
    銀行預金は自由度が高い反面、車の買い替えや旅行などの誘惑に負けやすいのが欠点です。学資保険の「強制力(解約しにくさ)」を、あえて自分へのブレーキとして活用したい方に向いています。
  • 「自分に万が一があった時」の保障を最優先したい人
    もし今、あなたに何かあっても、お子さんの大学費用だけは1円も減らさず確実に残したい。そんな「親の責任」を仕組みで予約しておきたい方にとって、払込免除機能は唯一無二の価値です。
  • 投資の「出口戦略」を考えるのがストレスな人
    NISAなどの運用は、大学入学時に暴落しているリスクがゼロではありません。相場を気にせず、「18年後に必ずこの金額が手に入る」という計算の立ちやすさを重視する、着実派の方におすすめです。

学資保険が「おすすめできない人」の特徴

逆に、以下のような方は、学資保険に縛られることでかえって「損」をしてしまう可能性があります。

  • すでに十分な「死亡保険」に加入している人
    高い生命保険に入っているなら、親に万が一があっても保険金で教育費は賄えます。わざわざ利回りの低い学資保険を重ねる必要はなく、その分のお金を運用に回したほうが効率的です。
  • 物価上昇(インフレ)を深刻に捉えている人
    「今決めた満期金額では、20年後の大学費用には足りない」と考える勘の鋭い方は、学資保険は不向きです。インフレに強い「新NISA(投資信託)」や、金利上昇に合わせて見直せる「預貯金」をメインに据えるべきです。
  • 家計の柔軟性を失いたくない人
    転職の予定がある、あるいは住宅ローンの返済が始まったばかりなど、数年後の家計が読み切れない時期に「解約すると損をする」固定費を増やすのはリスクです。まずは「いつでも止められる・引き出せる」預貯金での積立を優先しましょう。

学資保険以外で教育費を貯める代替手段

最新の調査で、教育資金の予想額が過去最高の1,489万円に達した今、「一つのカゴに卵を盛る(学資保険一本に絞る)」のはリスクが高すぎます。 賢いパパ・ママが実践している、「確実性」と「成長性」を両立させた3つの代替手段を解説します。

1. 新NISA(投資信託):インフレから教育費を守る「攻め」の柱

2025年の物価高局面において、最も注目されているのが新NISAです。

  • 学資保険との違い
    学資保険は受取額が固定されているため、インフレで学費が値上がりすると「足りない」事態に陥ります。一方、NISA(世界株や米国株のインデックス投資)は、経済成長に合わせて資産が増える期待が持てるため、インフレ対策として最強の手段となります。
  • 20-30代へのアドバイス
    大学入学まで10年以上の時間があるなら、複利の効果を最大化できます。「教育費のすべて」を回すのではなく、全体の2〜3割をNISAで運用し、上振れした分を留学費用や私立進学の予備費に充てるのがスマートです。

2. 預貯金(ネット銀行活用):中学・高校の「ちょこちょこ出費」に対応

統計で1位だった預貯金ですが、2025年以降の金利上昇局面では、メガバンクではなく**「ネット銀行」**の活用が必須です。

  • 学資保険との違い
    最大の強みは「流動性」です。学資保険は大学入学時まで引き出しにくいですが、現実は中学・高校での塾代、部活の遠征費など、予定外の出費が次々と襲ってきます。
  • 20-30代へのアドバイス
    ネット銀行の「目的別口座」を活用し、教育資金を生活費と完全に分離しましょう。金利が上昇傾向にある今、固定された保険より、市場に合わせて利率が上がる預金の方が有利になる場面も増えています。

3. 低解約返戻金型終身保険:学資保険の「上位互換」としての選択

「どうしても保険の保障機能(親の万が一への備え)が欲しい」という方に選ばれているのが、終身保険を学資保険代わりに使う方法です。

  • 学資保険との違い
    学資保険は子どもが18歳になると必ず満期金が出ますが、終身保険は「解約するタイミング」を自分で選べます。もし大学入学時に現金が足りていれば、そのまま運用を続けて将来の結婚資金や自分たちの老後資金にスライドさせることも可能です。
  • 注意点
    払込期間中に解約すると大きく元本割れするため、家計に余裕がある場合に限った選択肢となります。

OsidOriの目標貯金なら教育資金を計画的に貯められる

「学資保険はいらないかもしれないけど、自分でコツコツ貯められるか不安……」という二人にこそ使ってほしいのが、OsidOri(オシドリ)です 。

項目内容
料金基本無料(プレミアムプランあり)
対応OSiPhone / Android 
主な機能共有家計簿、予算管理、AIレシート、口座・クレカ連携、共有/個人の切り替え、目標貯金、カレンダー機能 等 
主要顧客カップル、夫婦向け

ここが魅力!

OsidOriの最大の特徴は、「自分のお金」と「二人の共有資産」を1つのアプリ内で完璧に分離できる点です 。
「生活費の透明化はしたいけれど、自分のお小遣いの使い道まで細かく知られたくない」という、夫婦や同棲カップルが抱える本音に応えてくれます 。1タップで個人ページと共有ページを切り替えられるため、プライバシーを守りつつ、家計の「見える化」が可能です 。

また、銀行口座やクレジットカードとの「自動連携機能」や「AIレシート機能」も充実しています。共働きで忙しく、どちらか一方に管理の負担が偏って「しんどい」と感じている方でも、仕組み化によって手間なく続けられます 。

さらに、「いつまでにいくら貯める」という将来のゴールを設定できるため、節約が「我慢」ではなく「二人の夢への準備」へと変わります 。お金による束縛感やストレスのない、円満な関係を築きたい二人に最適なアプリです 。


学資保険に関するよくある質問

子どもの教育資金はどれくらいあれば安心ですか?

一般的に、大学4年間の学費だけでも私立文系で約400万円、理系なら約550万円以上が必要です。すべてを貯蓄で賄う必要はありませんが、少なくとも「高校卒業までに300万〜500万円」を目標にするのが一つの目安です。

学資保険に入らず、途中で教育費が足りなくなったらどうすればいいですか?

奨学金制度や国の教育ローンなどの公的手段があります。ただし、返済負担は将来の家計を圧迫するため、まずはOsidOriなどを活用し、月々少額からでも「自分たちで貯める仕組み」を作っておくことが最優先です。

ひとり親家庭・シングルマザーの場合、学資保険には入るべきですか?

ひとり親家庭は、親に万が一があった際のリスクがより高いため、保険料払込免除機能がある学資保険のメリットは大きいです。ただし、日々の生活防衛資金が最優先。まずは「いざという時にすぐ動かせる現金」を確保した上で検討しましょう。


まとめ:学資保険の「いる・いらない」に正解はない。大切なのは「二人の納得感」

「学資保険はいらない」という極端な意見に振り回される必要はありません。2025年の調査で教育資金の予想額が過去最高の1,489万円を記録した今、正解は「どの商品を選ぶか」ではなく、「自分たちの家計のクセに合った、続けられる仕組みをどう作るか」にあります。

  • 保障と強制力を優先するなら: 金利上昇局面で魅力が増しつつある「学資保険」を検討する。
  • インフレ対策と効率を重視するなら: 「新NISA」を主軸に、世界の成長に資産を託す。
  • 日々の安心と柔軟性を守るなら: 「預貯金」をベースに、ネット銀行で賢く金利を受け取る。

どの道を選んでも、10年後、15年後に「あの時、準備を始めてよかった」と思えることが、親としてお子さんに贈れる最高のギフトになります。

OsidOriで、教育資金を「孤独な節約」から「夫婦のプロジェクト」へ

教育資金の準備は、一人で抱え込むにはあまりに長く、重い課題です。

OsidOri(オシドリ)を使えば、学資保険に入っていても、NISAや預金で貯めていても、そのすべてを「お子さんの未来のための資産」として一つの画面で共有できます。

「今月はこれだけ貯まったね」「大学入学まであと半分だね」 そんな会話が日常にあるだけで、教育費の積立は「削らなければならないコスト」から、「家族の未来を一緒に育てる楽しみ」へと変わります。

物価高や不透明な経済状況に負けず、OsidOriで家計を見える化して、今日からお子さんのための第一歩を踏み出しませんか?二人が同じゴールを見つめて歩むその時間が、お子さんの可能性を無限に広げていくはずです。

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監修した人

宮本敬史のアバター 宮本敬史 (Takashi Miyamoto)

株式会社OsidOri 代表取締役
グロービス経営大学院卒業。カード会社、電子マネーの会社を経て、楽天で金融部門の東北エリアを統括。その後、インフキュリオンにて決済系コンサルティングを行う。
2018年に株式会社OsidOriを創業。GlobisVentureChallenge2018大賞受賞。

- グロービス経営大学院インタビュー
グロービスの仲間と起業し、学びを活かした経営を実践。

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