クレジットカードのポイントを二重取りする方法は?今のクレカでもっと貯める方法を解説

「毎月の支払いはクレジットカードにまとめているけれど、もっと賢くポイントを貯められないかな?」
「ポイントの『二重取り』ってよく聞くけれど、結局なにをどう組み合わせるのが一番ラクなんだろう?」

普段のお買い物や固定費の支払いでクレジットカードを使うと、それだけで1ポイント=1円相当などのポイントが貯まりますよね。しかし、実は1回の支出から2種類以上のポイントを同時に獲得する「二重取り」というテクニックが存在します。
ポイント二重取りの方法は、店頭で提示するポイントカードの組み合わせから、特定のQRコード決済、ポイントサイト経由、あるいはライフイベント特化型の還元サービスまで様々です。

「条件が複雑で面倒そう」「高還元カードへ乗り換えるべき?」と迷う方も安心してください。
この記事では、代表的なポイント二重取りの仕組みと方法、注意点、そして「今のクレジットカードを変えずに、条件に合った支払いでポイントを賢く増やす最新アプローチ」まで分かりやすく解説します!

目次

クレジットカードの「ポイント二重取り」とは?

Man buys with a credit card

まずは、ポイントの二重取りがどのような仕組みで、条件が揃うとどれくらいお得になるのかという全体像を押さえましょう。

クレカポイント+別のポイントを同時に貯める仕組み

ポイント二重取りとは、1回のお買い物や決済に対して「クレジットカード本来の還元ポイント」と「店舗や決済サービスなどの別ポイント」の2つを同時に獲得することです。

通常、クレカ決済だけではカード会社からのポイント(還元率0.5%〜1.0%程度)しかつきません。しかし、決済のやり方や条件に合うサービスを組み合わせることで、同じ支払額のまま獲得できるポイントの総量を大きく増やせます。

二重取りするとどれくらい変わる?

「たった数ポイントの違いでしょ?」と思われがちですが、年間のお買い物金額で計算してみると、その差は一目瞭然です。

例えば、家賃・食費・日用品費・娯楽費などで年間240万円(月20万円)をクレジットカードで決済している家庭の場合をシミュレーションしてみましょう。

  • 通常(クレカ還元率 1.0% のみの場合)
    年間獲得ポイント:24,000円相当
  • 二重取り(※仮にクレカ 1.0% + 別の還元で追加 1.0% が適用された場合)
    年間獲得ポイント:48,000円相当(+24,000円相当のアップ!)
    ※追加還元率は利用する店舗や決済方法、対象サービスによって異なります。

日常の支払いや大きな出費の際に二重取りの条件を組み合わせることができれば、年間で数万円単位の差が生まれるため、ポイ活・家計管理において非常に大きなメリットになります。

クレジットカードでポイントを二重取りする4つの方法

クレジットカードを使ってポイントを二重取りするための、代表的な4つのアプローチをご紹介します。

① ポイントカードを提示してクレカで払う

街のお店で最もポピュラーで簡単に実践できる方法です。

仕組み会計時に店舗独自のポイントカード(楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、Vポイントなど)を提示して提示ポイントを獲得し、実際の支払いはクレジットカードで行う。
貯まる
ポイント
店舗ポイント + クレジットカードポイント
特徴レジでカードアプリを見せるだけなので特別な設定がいらず、誰でも今日から始められる王道の二重取りです。

② QRコード決済・電子マネーとクレカを組み合わせる

スマホ決済アプリや電子マネーを経由して支払う方法です。

仕組みクレジットカードを「PayPay」や「楽天ペイ」「au PAY」「Suica」などの決済サービスに紐付け(またはチャージ)し、その決済アプリを使ってお店で支払う。
貯まる
ポイント
決済サービスの還元ポイント + クレジットカードのチャージ/決済ポイント
特徴還元率が高くなりやすい反面、カード会社によっては「チャージ時のポイント付与対象外」になったり、月間のポイント付与上限が設定されている場合があるため事前の確認が必要です。

③ ポイントサイトを経由してクレカで買う

ネットショッピング(ECサイト)を利用する際に活用できる方法です。

仕組みハピタスやモッピーなどのポイントサイト(経由サイト)を一度通ってから、楽天市場やYahoo!ショッピング、旅行予約サイトへ行き、クレジットカードで決済する。
貯まる
ポイント
ポイントサイトのポイント + ECサイトの独自ポイント + クレジットカードポイント(※実質三重取りも可能)
特徴ネットでのお買い物やホテル予約に強く、一度の利用でまとまったポイントが貯まりやすい魅力があります。

④ 普段のクレカ利用に別のポイントサービスを組み合わせる

カード自体を別の高還元カードへ乗り換えることなく、アプリに手持ちのカードを紐付け、いつも通り買い物をするだけで別枠のポイントを獲得する方法です。

後述するライフイベント特化型サービス「+POINT(プラスポイント)」などが代表的です。普段お使いのメインカードの特典を活かしたまま、対象サービスの利用時に上乗せでポイントを蓄積できます。

ポイント二重取りは「還元率」だけで選ばない!4つの注意点

ネットやSNSで「〇〇カードと〇〇Payの組み合わせで還元率〇%!」という情報を見かけると魅力的につもりますが、二重取りを「最大還元率の高さ」だけで選ぶと失敗しやすくなります。
ポイント二重取りに取り組む前に知っておきたい4つの注意点・制約を整理しておきましょう。

① 利用できる店舗・決済方法が限定される

特定のカードや決済アプリでの高還元二重取りは、「指定のコンビニ限定」「特定のドラッグストアのみ」など、利用できる店舗が限られているケースが多々あります。また、還元率を上げるために新しい決済アプリをダウンロードし、チャージや設定を行う手間が増えてしまう点もデメリットです。

② チャージ・決済がポイント付与対象外になることがある

クレジットカードによっては、電子マネーへのチャージや特定のQR決済への充当が「ポイント付与の対象外」と定められている場合があります。チャージしたのにクレカ側のポイントがつかない、という落とし穴に注意が必要です。

③ 還元上限が設定されていることがある

二重取りで高還元が狙えるキャンペーンやサービスであっても、「1ヶ月あたり最大〇〇ポイントまで」という上限が設定されていることが一般的です。高額なお買い物をする際に、上限を超えた分はポイントがつかない場合があります。

④ ポイントの有効期限・付与条件は変更されることがある

二重取りによって異なる2種類のポイントが貯まるため、それぞれの「有効期限」の管理が必要です。さらに、カード会社や決済サービスのポイント還元条件(付与率や対象カード)は定期的に見直されます。「必ず永久に〇%取れる」と固定的に考えず、ルール変更に合わせる柔軟さが必要です。

ポイ活で一番大切なのは、「最大還元率を追い求めて無理な組み合わせでストレスを溜めること」ではなく、「自分が普段している無理のない支払いに上乗せできるか」という視点で選ぶことです。

今のクレカを活かしてポイントを増やすなら「+POINT」という方法もある

「ポイ活のために何枚もカードを作りたくない」
「メインで使っているお気に入りのクレジットカード(楽天カードや三井住友カードなど)のメリットはそのまま活かしたい」
そんな20代〜30代の賢い選択肢として注目されているのが、還元サービス「+POINT(プラスポイント)」の活用です。

クレカの通常ポイントとは別に+POINTが貯まる

「+POINT」は、手持ちのクレジットカードを+POINTアプリに紐付け、いつも通り普段のクレカ支払いをすることで、カードのポイントに加えて、+POINTが追加で蓄積されるサービスです。

ここで知っておきたい重要な仕組みのポイントは以下の通りです。

  • 手持ちのクレジットカードをアプリに登録するだけ
  • 既存カードをそのまま利用でき、支払先はクレカで払える場所ならどこでもOK
  • ポイントは一律5%という高還元率

提携サービスや対象の決済を利用した際に、カード会社本来のポイントとは「別枠」で+POINTが加算されるため、対象となる場面で賢く二重取りが成立します。

カードをポイント還元率だけで乗り換える必要がない

一般的に還元率を上げるためには「還元率1.5%の別のクレジットカードへ乗り換える」という手続きが必要でした。しかし、カードを変えると公共料金の引き落とし変更や審査の手間がかかります。

+POINTはクレカではなく、付加サービスのため、新しいカードを発行する必要がありません。
また既存カードの特典も引き続き付与されるため、通常のカードポイントやカードの特典(空港ラウンジ利用や旅行保険、既存ポイントの使い勝手など)はそのまま活かしながら、実質的な獲得ポイント量を上乗せすることができます。

貯まったポイントは住宅・結婚・旅行・引越しなどのライフイベントに使える

一般的なポイントはコンビニやスーパーで数百円単位で細かく消費されがちですが、+POINTは将来迎える大きなライフイベント(結婚式・新居のお引越し等)の機会に一気に還元されるのが特徴です。
今後ライフイベントが多くある方は、今からしっかりとお持ちのクレカを使いながらポイントを貯めて、旅行や引っ越しから最終的には住宅購入まで、大きな買い物の際にポイントを使いましょう。

どの二重取り方法が向いている?4つを比較

ご紹介した4つのポイント二重取り方法の特徴やメリット、制約を比較表にまとめました。自分たちのライフスタイルに合った方法を見つけてみてください。

ポイント二重取り方法の比較表

スクロールできます
二重取りの方法クレカの変更利用店舗・サービスの制限決済方法の変更・手間貯まるポイントの種類こんな人に向いている?
ポイントカード + クレカ不要あり
(加盟店のみ)
必要
(カード提示)
店舗ポイント + クレカポイント街のコンビニやドラッグストアで手軽に貯めたい人
QR決済・電子マネー + クレカ場合による
(チャージ対象指定等)
あり
(Pay対応店等)
必要
(チャージ)
決済ポイント + クレカポイントスマホ決済をメインで使っていて設定が苦にならない人
ポイントサイト + クレカ不要EC中心
(ネット通販等)
必要
(サイトを経由)
サイトポイント + クレカポイントネットショッピングや旅行予約をよく利用する人
+POINT + クレカ不要
なし
(クレカ対応店)
必要
(アプリ登録)
クレカポイント + +POINTカードを増やさず、結婚や新生活などの大きな支出に向けて賢く貯めたい人

まとめ|クレカを変える前に「今の支払いから増やせないか」を考えよう

クレジットカードのポイント二重取りについて、大切なポイントをおさらいしましょう。

  1. 二重取りで年間のポイント量がアップする
    同じ支払額でも、条件に合うポイントを重ねることで獲得量を大きく底上げできる。
  2. 「最大還元率」だけで選ばない
    無理な組み合わせや店舗制限、チャージの付与対象外などの注意点を理解し、自分たちの生活に自然に組み込める方法を選ぶ。
  3. 今のクレジットカードを活かす方法を考える
    新しくカードを発行したり乗り換えたりしなくても、提携サービスで+POINTなどを組み合わせれば、手持ちのカードのまま獲得ポイントを増やせる。

ポイ活で後悔しない最大のコツは、「カードの還元率を追い求めて何枚も新しいカードを作る」ことではありません。
「今使っているお気に入りのクレジットカードを活かしたまま、自分たちのライフスタイルやイベントに合わせた無理のない方法でポイント獲得を重ねていくこと」です。

高還元カードへの乗り換えを検討する前に、まずは今の支払いやこれからの予定に合わせて別の獲得方法を重ねられないか見直して、賢くスマートなポイント生活をスタートさせてみませんか?

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監修した人

宮本敬史のアバター 宮本敬史 (Takashi Miyamoto)

株式会社OsidOri 代表取締役
グロービス経営大学院卒業。カード会社、電子マネーの会社を経て、楽天で金融部門の東北エリアを統括。その後、インフキュリオンにて決済系コンサルティングを行う。
2018年に株式会社OsidOriを創業。GlobisVentureChallenge2018大賞受賞。

- グロービス経営大学院インタビュー
グロービスの仲間と起業し、学びを活かした経営を実践。

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