「赤ちゃんを迎えるのは楽しみけれど、育休に入ったら生活費はどう分担すればいいんだろう?」
「育休中で収入が減っているのに、これまで通り生活費を折半するのは正直厳しい…」
「パートナーとお金の話をしたいけれど、不機嫌になられそうでうまく切り出せない」
育休は、家族にとって幸せな時間であるはず。しかし、現実は「収入の減少」と「ベビー用品による支出増」というダブルパンチに、多くのママ・パパが頭を抱えています。中には、稼いでいないことへの「罪悪感」や、分担への「不公平感」から、パートナーとの関係にヒビが入ってしまうケースも少なくありません。
この記事では、そんな「育休マネー」のリアルに悩む皆様に向けて、育休中のリアルな収支シミュレーションから、みんなの分担パターン、不公平感をなくす負担割合の決め方、育休前に決めておきたいお金のルールまでを徹底解説します。
この記事を読むことで、育休中の家計に対する不安が消え、パートナーと「同じチーム」として笑って子育てを楽しめるようになります。二人で納得できる「我が家だけのルール」を作り、安心して子育てを楽しめる環境を整えていきましょう!
育休中の生活費はどうなる?収入と支出の変化
育休に入ると、家計の「入るお金」と「出るお金」のバランスが大きく変化します。まずは育休中の収支のリアルを正確に把握しましょう。
育休に入ると収入はいくら減る?
育休中は勤務先からの毎月の給料がストップし、代わりに雇用保険から「育児休業給付金」が支給されます。
- 支給額の目安
育休開始から最初の6ヶ月間は休業開始前賃金の「67%(手取り換算で約8割)」、6ヶ月経過後は「50%(手取り換算で約6〜7割)」が支給されます。 - 社会保険料の免除
育休期間中は健康保険や厚生年金などの社会保険料が免除されるため、額面上の割合より手元に残る割合は高くなります。 - 振込時期の注意点
給付金の初回振込は、育休開始から2〜3ヶ月後になることが一般的です。育休スタート直後は一時的に現金収入が途絶える期間が発生するため注意が必要です。
出産後に増える支出は?

収入が実質2〜3割ダウンする一方で、赤ちゃんを迎えた生活では新しい支出が一気に増えます。
- ベビー用品・日用品費
おむつ、粉ミルク、ベビー服、チャイルドシート、ベビーカー、抱っこ紐など - 光熱費の増加
出勤しなくなるため家にいる時間が長くなることや、赤ちゃんの室温調整のためにエアコンを24時間つけっぱなしにするなど、電気代やガス代が上がります - 内祝いやイベント費用
出産祝いのお返し(内祝い)、お宮参りやお食い初めなどの行事費用
育休前後の家計を簡単にシミュレーション
実際に共働き夫婦の家計でどのような変化が起きるのか、具体的な数値で比較してみましょう。
シミュレーション条件
- 働いている側の手取り:毎月 30万円
- 育休取得側の手取り :育休前 毎月 25万円 → 育休中(前半)約20万円相当
- 毎月の世帯生活費 :30万円
【育休前】生活費30万円を15万円ずつ完全折半していた場合
- 働いている側
手取り30万円 − 負担15万円 = 手残り 15万円 - 育休取得側
手取り25万円 − 負担15万円 = 手残り 10万円
【育休中】同じように15万円ずつ完全折半を継続した場合
- 働いている側
手取り30万円 − 負担15万円 = 手残り 15万円 - 育休取得側
給付金等約20万円 − 負担15万円 = 手残り 5万円
このように、同じ「15万円」という額を出していても、育休を取得した側の手残り(自由に使えるお小遣いや個人貯金に回せるお金)は半分以下に減少してしまいます。この手残り感の格差こそが、育休中に不公平感が生まれる最大の原因です。
育休中の生活費はどう分担する?4つの方法

ほかの家庭では、育休中の生活費をどのように分担しているのでしょうか。代表的な4つのパターンと、それぞれの特徴・注意点をまとめました。
① 現状維持
- 向いている家庭
育休側の収入、もしくは両者にゆとりがある家庭。またはパートナー側も育休を取得する予定がある家庭。 - 注意点
育休中だけなら良いものの、その後もどちらかに子どもの対応(保育園のお迎え等)が偏る場合は、抜本的に見直す必要があります。
② 収入に応じて負担割合を変える
- 向いている家庭
今後も両者共にフルタイムで働くことが前提で、あくまで一時的な対応としたい家庭。 - 注意点
育休半年後に給付金が50%に減額されるタイミングで、再度比率の計算と見直しを行う手間が発生します。
③ 夫婦の収入を合算
- 向いている家庭
今後2人目3人目を検討されている家庭や、将来の子どもの教育費含め、個人の自由よりも家庭を優先したい家庭。 - 注意点
完全合算にしたことで個人が使える自由なお金は限定されてしまうため、両者ともにそれを理解したうえで合意形成が必要です。
④ 育休期間だけ働いている側の負担を増やす
- 向いている家庭
あくまで一時的な対応として導入したいご家庭。運用の変更や計算の微調整をせず、簡易にできる。 - 注意点
「負担を増やす」という簡易的な運用だけに、増やす額については公平になるよう、最初にしっかりと計算しておく必要がある。
育休中も生活費を折半するのは公平?
「育休中でも、夫婦なんだから生活費は半分ずつ出すのが公平じゃないの?」と迷う方もいるかもしれません。
しかし結論から言うと、育休中に機械的に「50:50で同じ金額を出すこと」は、必ずしも公平とは言えません。なぜなら、育休中の家庭には以下のような非対称性が存在するからです。
- 収入の非対称性
一方は通常通りの100%の給与があるのに対し、もう一方は手取りが2〜3割減っている - 労働負担の非対称性
育休を取得している側は、24時間体制での授乳や夜泣き対応、家事や育児という「家庭内での無償労働」を集中して担っている
育休取得側の家事・育児負担が大きい家庭では、収入だけでなく家庭内の負担も含めて考える必要があります。
育休中に利用できる給付・支援制度
育休中の家計を支えてくれる、公的な手当や免除制度を漏れなく活用しましょう。
| 制度名 | 運営 | 内容 |
| 育児休業給付金 | 雇用保険 | 育休中に支給される最大の収入源です。休業開始から180日目までは休業前賃金の67%、181日目以降は50%が支給されます。 |
| 出産手当金出産育児一時金 | 健康保険 | 産前産後休業中の所得補償として支給される「出産手当金」と、出産費用そのものをサポートするために原則一律50万円が支給される「出産育児一時金」があります。 |
| 社会保険料の免除 | 健康保険・厚生年金 | 育休期間中は、労使ともに社会保険料の支払いが全額免除されます。免除期間中も将来の年金額には反映されるため、申請漏れのないよう勤務先に確認しておきましょう。 |
| 児童手当 | 国・自治体 | 子どもを養育している世帯に支給される手当です。毎月の生活費の足しにするのはもちろん、子ども名義の口座を作って将来の教育費として積み立てておくのも賢い活用法です。 |
育休中に家計が足りないときの対処法
「計算してみたら、どうしても毎月の生活費が数万円足りない…」という場合の実践的な対処法です。
「なんとなく不安」という状態が一番ストレスになります。「育休中の毎月の世帯収入」と「世帯支出」を並べ、「毎月具体的にいくら不足するのか(例:毎月3万円不足)」を数字でクリアに算出しましょう。
育休期間中だけでも、スマホの格安プランへの変更、使っていない動画サブスクの解約、保険内容の見直しなどを行い、毎月の固定費を数千円〜数万円単位で削減します。
不足分を過去の貯金から補填する場合は、「育休期間トータルで〇〇万円までなら使ってOK」と二人で上限額をあらかじめ設定しておきます。無計画に取り崩す不安がなくなります。
どうしても育休取得側の資金が底を尽く場合は、意地を張らずに働いている側の負担割合を増やすなど、柔軟にルールを再設定しましょう。
OsidOriなら育休中の「二人のお金」を一緒に管理できる
これから出産/育児を迎えるご家族におすすめなのが、ペア家計簿アプリ「OsidOri(オシドリ)」です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 基本無料(プレミアムプランあり) |
| 対応OS | iPhone / Android |
| 主な機能 | 共有家計簿、予算管理、AIレシート、口座・クレカ連携、共有/個人の切り替え、目標貯金、カレンダー機能 等 |
| 主要顧客 | カップル、夫婦向け |
ここが魅力!
OsidOriの最大の特徴は、「自分のお金」と「二人の共有資産」を1つのアプリ内で完璧に分離できる点です 。
「生活費の透明化はしたいけれど、自分のお小遣いの使い道まで細かく知られたくない」という、夫婦や同棲カップルが抱える本音に応えてくれます 。1タップで個人ページと共有ページを切り替えられるため、プライバシーを守りつつ、家計の「見える化」が可能です 。
また、銀行口座やクレジットカードとの「自動連携機能」や「AIレシート機能」も充実しています。共働きで忙しく、どちらか一方に管理の負担が偏って「しんどい」と感じている方でも、仕組み化によって手間なく続けられます 。
さらに、「いつまでにいくら貯める」という将来のゴールを設定できるため、節約が「我慢」ではなく「二人の夢への準備」へと変わります 。お金による束縛感やストレスのない、円満な関係を築きたい二人に最適なアプリです 。
よくある質問
育休中の生活費や夫婦の負担に関して、よく寄せられる疑問にお答えします。
- 育休前にいくらくらい貯金しておけば安心ですか?
-
一律に○万円必要とは言えません。育休中の世帯収入と毎月の支出を見積もり、毎月の不足額×育休予定期間を一つの目安として準備しましょう。加えて、出産・育児で発生する臨時支出にも備えておくと安心です。
- 育休中のお小遣いはどう設定すればいいですか?
-
育休中であっても、自分のために使えるお小遣い枠は少額でも残しておくのが理想です。世帯収入の減少に合わせて「お互いのお小遣い額を育休期間中だけ一律数千円下げる」など、バランスの取れたルールを話し合いましょう。
- 復職したら生活費の負担割合は元に戻すべきですか?
-
復職して以前と同等の収入が戻ったタイミングで、負担割合を元の共働きルールに戻すのが自然です。ただし、時短勤務などで復職後も手取りが減る場合は、その手取り額に合わせた新しい割合を再設定しましょう。
まとめ
育休中の生活費管理において、最も大切なのは「育休に入る前のルール」に縛られないことです。
- 育休中の収入減(約2〜3割減)と支出増のリアルを把握する
- 「一律の折半」にこだわらず、今の収入に応じた柔軟な負担割合を決める
- 育休前に夫婦でお金のルールをオープンに話し合っておく
- 便利ツールを活用して、家族のお金をクリアに管理する
家計のルールを時代や生活スタイルの変化に合わせてアップデートできる夫婦こそ、子育てという大きな変化もチームワークで乗り越えていけます。
まずは「OsidOri」を活用して二人の家計状況を見える化し、安心して笑顔で赤ちゃんを迎える準備を始めてみませんか?